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2008年8月

2008/8/30(土)

 金曜日はMSCI買い日でしたが、これは日本だけに影響する話ではありません。MSCIは全世界を対象にしている指数も持っていますので、日本国内の銘柄調整だけではなく、世界の各国との調整も同時に行います。MSCI World(全世界)MSCI EAFE(北米除く全世界)などがそれに該当します。

 今回の調整では、日本は相対的にウエイトが増えました。同じように、スイスとノルウェーもウエイトが増えました。一方で減ったのはドイツとフィンランド、そして米国です。

 この結果、MSCI World や MSCI EAFE に沿ったインデックスファンドやETFなどは、ドイツとフィンランドと米国で株式を売り、日本とスイスとノルウェーの株式購入する世界的な資金移動が発生します。

 今回、その影響が株式市場にあったのか、前回の5月に引き続き見てみる事にしましょう。

増加組
各国指数前日比 MSCI Standard指数
(ローカル通貨)前日比
スイス 0.67% 0.47%
ノルウェー 0.49% -0.02%
日本(TOPIX) 2.88% 3.78%
増加組平均 1.35% 1.41%

減少組
各国指数前日比 MSCI Standard指数
(ローカル通貨)前日比
ドイツ 0.03% 0.14%
フィンランド -0.67% -1.02%
米国(S&P500) -1.37% -1.35%
減少組平均 -0.67% -0.74%

 サンプル数が少なすぎますので断定はできませんが、ドイツ v.s. スイス、ノルウェー v.s. フィンランド あたりを比べると、影響があった感じがしますね。これは前回の5月も同じような傾向でした。2,5,8,11月末の営業日は、そういった動きの影響もあるかもということで。


2008/8/29(金)

 今日は四半期のMSCI買い日でした。新規採用銘柄、除外銘柄共になく、ウエイトの調整も全体的に小幅で地味でしたが、結果を見てみましょう。(参考: 野村證券 MSCI 四半期見直し(2008 年8 月)〜 日本株版 〜)

ウエイト増加銘柄
コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
7203 トヨタ自動車 3.35% 2.71% 0.60%
8303 新生銀行 1.91% -0.80% -0.77%
3382 セブン&アイ・HLDGS 4.58% 1.27% 0.37%
8316 三井住友フィナンシャルG 4.20% 2.13% 1.06%
8725 三井住友海上HD 3.74% 1.69% 0.06%
平均 3.55% 1.40% 0.26%

ウエイト減少銘柄
コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
4502 武田薬品 1.60% -0.17% 0.40%
8766 東京海上HD 3.61% 1.36% 0.75%
9437 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 3.09% 1.94% 0.51%
9532 大阪瓦斯 2.05% 1.02% 0.28%
5333 日本碍子 -0.08% -0.97% 0.55%
平均 2.06% 0.63% 0.50%

 ちょっとだけウエイト上位銘柄の成績が良いですね(気持ち程度)。ここに掲載したどの銘柄も引けにかなり出来高が膨れていたので、MSCIの影響があったと思いますが、全体的におとなしめでした。


2008/8/28(木)

 今日は8月のTOPIX買い日でした。東証一部に新規上場した銘柄はなく、時価総額から注目できたのは、自己株を消却した武田薬品工業(4502)セブン&アイ・ホールディングス(3382)でした。結果を見てみます。

コード 銘柄 時価総額 前日比 当日比 VWAP比
3382 セブン&アイ・ホールディングス -1,555 -1.61% -1.61% 0.02%
4502 武田薬品工業 -977 -1.91% -0.53% 0.01%
(参考)TOPIX先物 -0.37% -0.61% -0.05%

 影響があったのか、なかったのか、はっきりとはしません。最近の自己株消却分のTOPIX調整はほとんど動かないです。何が変わったのか...。

 さて明日はMSCI買い日です。武田薬品工業は今日に引き続きウエイト減。一方でセブン&アイ・ホールディングスは逆にウエイト増。調整が忙しいですね。

 話題変更しまして、本日発表の投資部門別売買状況ですが、全体的に小動きです。外国人投資家は小幅売り越し。がつんと売られはしませんが、じわじわと。

期間 TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
6月1週 ▲ 43,785 ▲ 223,712 315,587 48,089
6月2週 ▲ 100,409 280,493 281,700 461,784
6月3週 ▲ 16,083 42,973 177,411 204,301
6月4週 ▲ 101,366 ▲ 42,362 ▲ 289,213 ▲ 432,941
7月1週 ▲ 138,349 50,072 ▲ 99,163 ▲ 187,441
7月2週 ▲ 2,632 46,665 ▲ 223,921 ▲ 179,888
7月3週 25,054 44,688 ▲ 178,062 ▲ 108,320
7月4週 197,043 152,770 13,329 363,142
7月5週 57,604 ▲ 62,341 ▲ 188,718 ▲ 193,455
8月1週 115,575 495,894 ▲ 104,208 507,261
8月2週 ▲ 72,027 14,264 109,677 51,914
8月3週 12,515 ▲ 77,963 ▲ 101,701 ▲ 167,149


2008/8/26(火)

 毎月20日になると、東証から月末上場株式数の発表が行われます。これは東証に上場している各銘柄の前月末時点での発行済み株数を記載したもので、前月の転換社債の転換分や自己消却の株数といった事も分かります。

 前月の動きで目立ったのはアーバンコーポレイション(8868)でした。BNPパリバとのスワップ取引分と思われる動きが記載されています。

 それは、転換社債300億円のうち、約150億円分が株式に転換され、発行済み株数の20%に近い43,546,510株分の希薄化が発生した事を示していました(額面344円で転換)。

 もしアーバンコーポレイションがスワップ取引を公表せずに、今月20日を迎えていたら、転換価額344円に達していないに、ナゼ転換が行われたのかと、ちょっとした騒ぎになったかも知れません(大量保有報告書を細かく追えば、もっと早く分かったのかも)。

 東証銘柄に限り、かつ1ヵ月半以上遅れとなってしまいますが、優先株や転換社債がどれだけ残存しているのか、前月はどれくらい転換されたのか、といった確認にはとても便利な資料です。


2008/8/24(日)

 8月21日にメリルリンチから日経平均定期見直し予想が出ました。これで各証券会社の予想はほぼ出揃ったようです。ZAI10月のザイスポでも発表しましたが、私の予想は去年大当たりだった大和総研クオンツチームとほぼ一緒です(というか、乗ってみた)。

 そこで、7/31日に大和総研クオンツチームの発表日以降、採用候補銘柄と除外候補銘柄がどのような株価推移になったのかをグラフ化しました。7/31日の終値をベースとして、日経平均をどれくらいアウトパフォームしたのかの数値です。

 採用候補: 大平洋金属(5541)、日立建機(6305)、エルピーダ(6665)
 除外候補: 熊谷組(1861)、東亞合成(4045)、明電舎(6508)



 意外だったのは、レポート発表日前そして、それ以降もしばらく採用候補銘柄の方が除外候補銘柄よりも落ち込みが激しかった点です。でもその流れが明らかに変わったのは、8月のSQ日に該当する8/8日以降です。

 これは単なる偶然なのでしょうか? それともSQ日を通過したことによって誰かが何かを始めたためでしょうか? 大型のTOPIXのインデックス調整が入る場合もSQ日がポイントとなって動き始めるので、日経平均の場合もSQがきっかけになっているのでしょうかね...。


2008/8/23(土)

 以前、1998年と2001年の日経平均との比較を掲載しましたが、そのアップデート版です。2001年と雰囲気が似ている... といえば、似ているような、でも似ていないような。このまま底割れ要注意です。




2008/8/21(木)

 先週の投資部門別売買状況ですが、どの投資部門もあまり大きく動いてはいませんでした。外国人投資家は株式を久々に1,000億台の買い越しです。しかしながらTOPIX先物を売り越していて、トータルでは少しだけの買い越しです。

期間 TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
6月1週 ▲ 43,785 ▲ 223,712 315,587 48,089
6月2週 ▲ 100,409 280,493 281,700 461,784
6月3週 ▲ 16,083 42,973 177,411 204,301
6月4週 ▲ 101,366 ▲ 42,362 ▲ 289,213 ▲ 432,941
7月1週 ▲ 138,349 50,072 ▲ 99,163 ▲ 187,441
7月2週 ▲ 2,632 46,665 ▲ 223,921 ▲ 179,888
7月3週 25,054 44,688 ▲ 178,062 ▲ 108,320
7月4週 197,043 152,770 13,329 363,142
7月5週 57,604 ▲ 62,341 ▲ 188,718 ▲ 193,455
8月1週 115,575 495,894 ▲ 104,208 507,261
8月2週 ▲ 72,027 14,264 109,677 51,914

 いつものグラフですが、今週、とうとうデッドクロスしてしまいました。再び上昇気流に乗るまでには少々時間がかかりそうな感じです。




2008/8/17(日)

 整理ポスト指定2日目にアーバン(8868)株は10円で全株一致を見ました。大抵のパターンとして、倒産による整理ポスト銘柄は、全株一致後は多少なりとも盛り上がりを見せるものですが、今回に限っては、始値10円、高値11円(一瞬)、終値6円と、さっぱりでした。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 少し理由を考えてみると、アーバンはTOPIXとRNプライム指数にも採用されていまして、その除外が金曜日の終値基準だったのです(MSCI系の除外は月曜の終値)。

 インデックスファンドから売りを委託された証券会社が、日経平均の除外銘柄の売りのように、日中に徐々に売却を行い、最後にストンと落とすつもりだったのかも知れません。

 とはいえ、インデックスファンドに所有されている分は、全株式の3%あたりがせいぜいでしょうから、それがどれほど株価に影響を及ぼしたのかと問われると、ちょっと考えてしまいます(汗)。

 参考までに、当日の出来高データを掲載します。「全株一致割合」「出来高回転数」の計算のベースとなった「発行済み株数」は6月末のデータで、BNPパリバがMSCB的に転換し、市場売却した株数分は含んでいません。

コード 銘柄 出来高 全株一致数 全株一致割合 出来高回転数
8868 アーバン 338,204,800 99,679,800 43.90% 1.49


2008/8/16(土)

 以前に、上海総合指数、マザーズ指数について、過去のNASDAQのバブル崩壊後の日々のチャートと重ね合わせてみたのですが、マザーズ指数が反発してもいい頃になったと思いましたので、再度掲載します。今回は日経平均についてもバブル崩壊後のチャートとして一緒に掲載します。



 バブル崩壊後に落ち着くまでには、おおよそ2年半から3年かかってしまうようです。日経平均もNASDAQも国を代表するような企業が入っているので、新興市場のマザーズ指数とは単純に比較していいものかと思いますが、もうそろそろ痛手から立ち直って、折り返してもいいあたりではないでしょうか。


2008/8/14(木)

 先週の投資部門別売買状況ですが、株式について外国人投資家、個人投資家、信託銀行とオール売り越し。買っていたのは自己売買部門です。ちょっと異様な値だったのは225先物です。SQがあった理由もあると思いますが、かなりの買い越しです。売りポジションを一気に解消したのでしょうか? よく分からないです。

期間 TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
6月1週 ▲ 43,785 ▲ 223,712 315,587 48,089
6月2週 ▲ 100,409 280,493 281,700 461,784
6月3週 ▲ 16,083 42,973 177,411 204,301
6月4週 ▲ 101,366 ▲ 42,362 ▲ 289,213 ▲ 432,941
7月1週 ▲ 138,349 50,072 ▲ 99,163 ▲ 187,441
7月2週 ▲ 2,632 46,665 ▲ 223,921 ▲ 179,888
7月3週 25,054 44,688 ▲ 178,062 ▲ 108,320
7月4週 197,043 152,770 13,329 363,142
7月5週 57,604 ▲ 62,341 ▲ 188,718 ▲ 193,455
8月1週 115,575 495,894 ▲ 104,208 507,261

 いつものグラフはデッドクロス寸前です。今回は買いが続きませんでしたねぇ。残念。




2008/8/13(水)

 ついにアーバンコーポ(8868)が民事再生手続き申請ですか。以前に龍さんから教えて頂いた日本証券業協会発表の社債利回りランキングを掲載します(8/14日付)。

銘柄名
Issues
償還期日
Due Date
複利利回り(%)
Compound
Yield
日本エスコン 2 2009/06/26 77.574
アーバンコーポレイション 1 2009/12/21 44.975
日本エスコン 1 2010/05/10 44.223
NIS 10 2009/03/23 32.053
ジョイント・コーポレーション22 2010/07/27 29.213
NIS 9 2010/02/26 22.627
日本綜合地所 7 2008/11/11 19.733
日本綜合地所 10 2010/09/28 17.445

 アーバンコーポレーション(8868)の利回りは45%と、相当危険水域にありました。日本エスコン(8892)はそれ以上の利回りですね。NIS(8571)ジョイント・コーポレーション(8874)も危険水域に近づいています。

 以前お逢いした不動産関連に携わっている方が「もしアーバンが再生手続きに入ったら、あの物件が欲しいなぁ... 」とお話しているのを思い出しました。これでチャンスを待っていた会社が一斉に動き出すんでしょうね。


2008/8/9(土)

 4年に1度の祭典、北京オリンピックが始まりました。日本選手が金メダルを取った場合、その宣伝効果は計り知れないものがあり、所属企業の株価が急上昇したりします。

 そこで、北京オリンピック出場日本選手のうち、所属企業が上場関連企業であると思われ、かつ団体ではない(2名以下)競技に出場している方を、決勝日でソートしてみました。(出所: 財団法人 日本オリンピック委員会)

 データを手作業で整理しましたので、もしかしたら氏名、所属、日付、種目等が間違っていたり、抜けていたりする可能性がありますので、最終確認は皆様でお願いしますね。

選手 企業 競技 種目
9 三宅宏実 アセットM Wリフティング 女子48kg級
別府史之 スキル・シマノ 自転車 男子ロードレース
谷 亮子 トヨタ自動車 柔道 女子48kg級
10 松田丈志 ミズノスイムチーム 水泳・競泳 男子400m自由形
内柴正人 旭化成 柔道 男子66kg級
中村美里 三井住友海上GH 柔道 女子52kg級
11 北島康介 日本コカ・コーラ 水泳・競泳 男子100m平泳ぎ
中山由起枝 日立建機 射撃・クレー射撃 女子トラップ
12 森田智己 セントラルスポーツ 水泳・競泳 男子100m背泳ぎ
宮下純一 ホリプロ 水泳・競泳 男子100m背泳ぎ
伊藤華英 セントラルスポーツ 水泳・競泳 女子100m背泳ぎ
笹本 睦 綜合警備保障 レスリング 男子G60kg級
谷本歩実 コマツ 柔道 女子63kg級
13 松田丈志 ミズノスイムチーム 水泳・競泳 男子200mバタ
泉 浩 旭化成 柔道 男子90kg級
上野雅恵 三井住友海上GH 柔道 女子70kg級
14 北島康介 日本コカ・コーラ 水泳・競泳 男子200m平泳ぎ
冨田洋之 セントラルスポーツ 体操・体操 個人総合
鹿島丈博 セントラルスポーツ 体操・体操 個人総合
沖口 誠 コナミスポーツ&L 体操・体操 個人総合
中澤さえ 綜合警備保障 柔道 女子78kg級
林 勇気 堀場製作所 アーチェリー 女子個人
15 福士加代子 ワコールHD 陸上競技 女子10,000m
渋井陽子 三井住友海上GH 陸上競技 女子10,000m
中野 高 ミズノスイムチーム 水泳・競泳 男子200m背泳ぎ
藤井拓郎 KONAMI 水泳・競泳 男子200m個人M
塚田真希 綜合警備保障 柔道 女子78kg超級
小椋久美子 三洋電機 バドミントン 女子ダブルス
潮田玲子 三洋電機 バドミントン 女子ダブルス
末綱聡子 NECセミコン九州山口 バドミントン 女子ダブルス
前田美順 NECセミコン九州山口 バドミントン 女子ダブルス
16 朝原宣治 大阪ガス 陸上競技 男子100m
塚原直貴 富士通 陸上競技 男子100m
森岡紘一朗 富士通 陸上競技 男子競歩20K
藤井拓郎 KONAMI 水泳・競泳 男子100mバタ
伊藤華英 セントラルスポーツ 水泳・競泳 女子200m背泳ぎ
杉山 愛 ワコール テニス 女子シングルス
森田あゆみ キャノンMJ テニス 女子シングルス
伊調千春 綜合警備保障 レスリング 女子F48kg級
吉田沙保里 綜合警備保障 レスリング 女子F55kg級
飯島 誠 チームブリヂストン 自転車 男子ポイントR
舛田圭太 トナミ運輸 バドミントン 男子ダブルス
大束忠司 トナミ運輸 バドミントン 男子ダブルス
坂本修一 日本ユニシス バドミントン 男子ダブルス
池田信太郎 日本ユニシス バドミントン 男子ダブルス
廣瀬栄理子 三洋電機 バドミントン 女子シングルス
17 松宮隆行 コニカミノルタHD 陸上競技 男子10,000m
室伏広治 ミズノ 陸上競技 男子ハンマー投
土佐礼子 三井住友海上GH 陸上競技 女子マラソン
野口みずき シスメックス 陸上競技 女子マラソン
中村友梨香 天満屋 陸上競技 女子マラソン
錦織 圭 ソニー テニス 男子シングルス
杉山 愛 ワコール テニス 女子ダブルス
森田あゆみ キャノンMJ テニス 女子ダブルス
浦 和重 NTT東日本 ボート 男子軽Dスカル
武田大作 ダイキ ボート 男子軽Dスカル
冨田洋之 セントラルスポーツ 体操 床運動、あん馬
鹿島丈博 セントラルスポーツ 体操 床運動、あん馬
沖口 誠 コナミスポーツ&L 体操 床運動、あん馬
伊調 馨 綜合警備保障 レスリング 女子F63kg級
浜口京子 ジャパンビバレッジ レスリング 女子F72kg級
佐藤翔治 東日本電信電話 バドミントン 男子シングルス
18 岩水嘉孝 富士通 陸上競技 男子3,000m障害
為末 大 A.P.F.TC(DCMJapan) 陸上競技 男子400mH
成迫健児 ミズノ 陸上競技 男子400mH
冨田洋之 セントラルスポーツ 体操 吊り輪、跳馬
鹿島丈博 セントラルスポーツ 体操 吊り輪、跳馬
沖口 誠 コナミスポーツ&L 体操 吊り輪、跳馬
庭田清美 アシックス・ザバス トライアスロン 女子個人
19 醍醐直幸 富士通 陸上競技 男子走高跳
冨田洋之 セントラルスポーツ 体操 平行棒、鉄棒
鹿島丈博 セントラルスポーツ 体操 平行棒、鉄棒
沖口 誠 コナミスポーツ&L 体操 平行棒、鉄棒
上山容弘 インテリジェンス トランポリン 男子個人
松永共広 綜合警備保障 レスリング 男子F55kg級
山本良介 トヨタ車体 トライアスロン 男子個人
20 末續慎吾 ミズノ 陸上競技 男子200m
高平慎士 富士通 陸上競技 男子200m
富澤 慎 関東自動車工業 セーリング 男子RS:X級
21 内藤真人 ミズノ 陸上競技 男子110mH
佐伯美香 ダイキ ビーチバレー 女子
山本幸平 チームブリヂストン 自転車 男子BMX
22 谷井孝行 佐川急便 陸上競技 男子競歩50K
福士加代子 ワコールHD 陸上競技 女子5,000m
小林祐梨子 豊田自動織機 陸上競技 女子5,000m
福原 愛 ANA 卓球 女子シングルス
福岡春菜 中国電力 卓球 女子シングルス
23 松宮隆行 コニカミノルタHD 陸上競技 男子5,000m
村上幸史 スズキ 陸上競技 男子やり投
24 佐藤敦之 中国電力 陸上競技 男子マラソン
大悟史 西日本電信電話 陸上競技 男子マラソン
尾方 剛 中国電力 陸上競技 男子マラソン

 暑くて眠れないついてに、勢いで作ってしまいました(笑)。


2008/8/7(木)

 虎年の獅子座さんのページをご覧になっている方はもうご承知でしょうけれど、最近、昨年の8月と同じようにロング/ショートのアンワインドによるバリュー株の崩壊(と表現させて頂きます)の動きがみられるようです。

 実はこの現象、昨年10月末にも発生していまして、大きなものではこれで3度目かと思います。そこで過去のバリュー株崩壊が起こった後の日経平均の値動きと、今回を比較してみます。

 今回はいつの日を崩壊の基準日にすべきか悩んだのですが、電力株が軒並み急上昇した7/31日をベースにしました。



 過去2回とも、バリュー株崩壊が起こった日からおおよそ7日後に下落が相場全体に波及しています。今回は7/31日をベースとすれば、8/8(金)、8/11(月)、8/12(火)あたりまでが要注意ですね。

 話題変更して、先週の投資部門別売買状況ですが、外国人投資家が売り越し。5月中旬〜6月中旬まで株式をいい感じで買ってもらっていたのですが、そこまでだったのようです。短かったなぁ。

期間 TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
5月1週 120,093 ▲ 141,420 400,866 379,538
5月2週 ▲ 29,442 ▲ 57,952 50,372 ▲ 37,022
5月3週 120,757 103,122 423,269 647,147
5月4週 ▲ 62,455 ▲ 92,197 97,041 ▲ 57,610
5月5週 ▲ 14,134 199,292 154,800 339,958
6月1週 ▲ 43,785 ▲ 223,712 315,587 48,089
6月2週 ▲ 100,409 280,493 281,700 461,784
6月3週 ▲ 16,083 42,973 177,411 204,301
6月4週 ▲ 101,366 ▲ 42,362 ▲ 289,213 ▲ 432,941
7月1週 ▲ 138,349 50,072 ▲ 99,163 ▲ 187,441
7月2週 ▲ 2,632 46,665 ▲ 223,921 ▲ 179,888
7月3週 25,054 44,688 ▲ 178,062 ▲ 108,320
7月4週 197,043 152,770 13,329 363,142
7月5週 57,604 ▲ 62,341 ▲ 188,718 ▲ 193,455


2008/8/4(月)

 毎年9月と言えば、年に1度の超特大イベント「日経平均定期見直し」の季節です。私はこのイベント参加するため、毎年9月末日だけは会社お休みを取っています(笑)。

 各証券会社から見直し候補銘柄が出始めていています。例年これがスタートの合図となり、ゆっくりと株価に反映されるようになります。このあたりの詳細については、過去にご紹介しました投資戦略「日経平均採用・除外候補は今が旬!」をご覧下さい。

 昨年予想が大当たりだったのは「大和総研クオンツチーム」でした。これは吉野さんの所です。同じ会社でも「大和総研テクニカルチーム」も毎年別途予想していましして、こちらは木ノ内さんの所です。両者がしのぎを削っています。

 今年も両方のチームから予想が出ていますが、去年の成績に敬意を表しまして、大和総研クオンツチームの予想をご紹介しましょう。採用候補は「大平洋金属(5541)、日立建機(6305)、エルピーダ(6665)」、除外候補は「熊谷組(1861)、東亞合成(4045)、明電舎(6508)」です。注目のSBIHD(8473)はあえて外してきました。

 毎年、新規採用銘柄、除外銘柄共に、日本経済新聞社の恣意的な要素が入り込みます。その点はMSCIやFTSEとは一線を画しています。よって各社、なかなか予想が当たらないのが実情なのです。だからうまみがあるのですけれどね。


2008/8/3(日)

 掲示板にて、agalさん、仙人さん、ダイバーさんから、1998年や2001年相場とまた似てきているのではないかとのご指摘がありました。どうもありがとうございます! という事で、以前にご紹介しました「似たチャート」のその後を掲載します。



 確かに期間をずらすと、似ているような感じがあります。ちょっと分かりずらいので、高値日の日付を合わせて、横にずらしてみます。



 おおお、確かに似てきました。更にもう少し分かりやすいように、前半部分をカットして、高値日の日付からのチャートにフォーカスします。



 ここまでやると、チャートのオーバーフィッティングのような気もしますが、リズム的には2001年のチャートと似ています。もしかして、最近日本の先物市場で大暴れしているCTA筋はこの時のチャートを参考に売買しています??

 まあ、いくらなんでも、そんな単純な運用プログラムじゃないでしょうけれど。


2008/8/2(土)

 木曜日に発表された投資部門別売買状況ですが、TOPIX先物、日経平均先物、株式、ALL買い越し(現物株の買い越し額はごく僅かです)と、5月第3週以来の結構珍しい状況でした。この週は4日間取引、かつ東証のシステム障害があったので、そのあたりも微妙に影響したのかも知れません。

期間 TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
5月1週 120,093 ▲ 141,420 400,866 379,538
5月2週 ▲ 29,442 ▲ 57,952 50,372 ▲ 37,022
5月3週 120,757 103,122 423,269 647,147
5月4週 ▲ 62,455 ▲ 92,197 97,041 ▲ 57,610
5月5週 ▲ 14,134 199,292 154,800 339,958
6月1週 ▲ 43,785 ▲ 223,712 315,587 48,089
6月2週 ▲ 100,409 280,493 281,700 461,784
6月3週 ▲ 16,083 42,973 177,411 204,301
6月4週 ▲ 101,366 ▲ 42,362 ▲ 289,213 ▲ 432,941
7月1週 ▲ 138,349 50,072 ▲ 99,163 ▲ 187,441
7月2週 ▲ 2,632 46,665 ▲ 223,921 ▲ 179,888
7月3週 25,054 44,688 ▲ 178,062 ▲ 108,320
7月4週 197,043 152,770 13,329 363,142

 この「買い越し額」は購入した株を所持し続ければ、そのまま「買いが多かった」と言えるのですが、掲示板にて、悩める買い越し投資家さんからのご指摘の通り(ありがとうございます!)、同じ週に同じ株を売買したパターンが多くなると「買い越し額分だけ損をしている」とも言えてしまいます。

 例えば、同じ週にトヨタ自動車株を5,000円で買って、4,900円で売った場合、データ上は100円の買い越し額と記録されますが、実際は単なる100円の損失です。従ってデータからは、本当にポジションを取ったのか、単に損しただけなのかは分かりません。外国人投資家が「買い越し」といっても、短期的な損をしているだけなのかも知れません。

 そうとはいえ、統計的に「外国人の買い越し額(株式)とその後のTOPIXのリターンに相関関係がある(ここ3年半程度)」といったレポートも拝見しましたので、本当にポジションを取ったのか、それとも損しただけなのかは深く考えずに、投資として利用できる指標として利用してしまうというスタンスでよいのではないかと。


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