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![]() ![]() ![]() 2005/7/31(日) JR東海(9022)について、「TOPIX買い」はないのですが、もう一つの指数買いである、「MSCI買い」はありそうです。JR東海は、既に MSCI採用銘柄ですので、FIFのの見直しによる「買い増し」に該当します。 以前の投資戦略「MSCIを完全攻略する」でもご紹介したのですが、FIF で 0.15 以上、もしくは USD 500mil 以上の浮動株の変更があった場合に、FIFの見直しが入ります。今回の売り出しは、60万株で、発行株式の26%程度であることと、総額4770億(USD 4,200mil)であることから、FIFの修正は間違いなくありそうです。 次回のMSCIの改定時期は8月末です。発表日はそれ以前の8月中旬にあります。公募が当たって、短期目的で今、保持している人は、利益のあるうちに売り払うか、8月の中旬の発表直後の急騰を期待して待つか、悩ましい所ですね。 ちなみに、2月でのFIFの修正発表時の瞬間的な急騰は、2/15日の夕凪通信にも記載しましたが、武富士の一日チャートを見ると、なかなかなものであることが分かります。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() 話題変更しまして、今週の「投資戦略」は、MSCBを考えていたのですが、手作業の収集が多く、今日中に完結しそうにありません。ごめんなさい。引き続き調査していますので、申し訳ないのですが、もう一週お待ち下さいませ。 ![]() 2005/7/30(土) 「REIT(リート)買い日は、どのようにして分かるのか」についてご質問を受けましたので、ここにメモとして記載致します。 投資戦略 「東証リート指数買いは狙える!?」にも記載したのですが、REIT指数と、TOPIX指数の組み入れ基準は一緒です。「修正を要する事項と修正日、使用するREIT の価格は、「TOPIX(東証株価指数)及びサブインデックスの算出要領」に準じて行う。」 とあります。 ではいつREIT指数に組み入れられるかについては、「新規上場銘柄の取扱いの変更(TOPIXへの追加・除外に係る取扱い及び東証規模別株価指数の区分基準等の改定について)」 に記載があります。 ここには、6. その他 ・東証REIT指数についても、6月1日以降の新規上場銘柄から、東証REIT指数への追加日を「新規上場日の翌月末」に改める。とあります。 つまり、6/21日に上場した「福岡リート(8968)」については、7月末日(7/29)に組み入れられるため、7/28日が「REIT(リート)買い日」になります。同様に、8月中に上場する4銘柄の「REIT(リート)買い日」は、8/30日になります。 ということで、次回は 8/30日に期待しましょう! ![]() 2005/7/28(木) 貸借銘柄の分売は相変わらず強いですね。これでほぼ24連勝となることが確実となりました。「情報企画(3712)」の一日チャートです。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() 「立会外分売に当選せずに得する方法」の調査当時は、「約定確率」を見ていただくとお分かりのように、分売日の当日は、一旦、前日比マイナスになることが多かったのですが、最近は前日比プラスのまま推移することが多くなりました。分売以外で購入する場合、多少高めの指値が必要なようです。 更に今日強かった銘柄として、「福岡リート(8968)」 のREIT買いです。全日を通して堅調で、大引けもしっかり出来高と株価上昇がありました。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() 「東証リート指数買いは狙える!?」の調査当時は、明確なREIT買いは存在せず、それまでに日々上昇傾向にあったのですが、今や逆になり、REIT買い日に、買いが集中するようです。 因みに来月のREIT買い銘柄は4つもあります。いつかはTOPIX買い同様に、売り買いが交錯するようになると思いますが、まだあまり知られていない? うちに頂きましょうね!? 2005/8/30日のREIT買い対象銘柄
最後に、JR東海(9022) ですが、今日は最後まで大崩れせず、価格維持に成功しました。明日以降は"価格維持疲れ"と、"信用売りしていなかった人の利益確定売り"によって「軟調」な展開になると想像しますが、さてどうでしょうかね...。 ![]() 2005/7/27(水) PART2 公募価格決定日と株券交付日について、過去の政府系売り出し分を調査していた所、ある規則性があることが分かりました。それは、公募価格決定日が月曜日で、株券交付日が金曜日になるこということです。 私が調べることが出来た範囲では下記の通りです。
単なる偶然にしては、出来過ぎのように思えます。何かあるのでしょうか。ただ、この理由が分かった所で、「それで何の得があるの?」と聞かれても、答えられませんが...。実はJR東海の株価決定日は、最初から月曜日のつもりだったのかも知れませんね。 また、今回のJR東海の売り出しに伴う「TOPIX買い」ですが、それは「ない」ようです。「JR東海の現在のTOPIX指数対象株数と、発行済株式数と既に一致」していて、「東証からのアナウンスも、今までない」とのことです。福寿草さん、ご協力頂き、ありがとうございます。 その他に、明日は「情報企画(3712)」の分売日です。信用売り数が著しく増加していないのが残念ですが、貸借銘柄分売の 24連勝目を狙って、応募するのも良いと思います。 ついでにもうひとつ、明日は「福岡リート(8968)」 の東証REIT指数買い日です。最近のREIT買いはどれくらいの需要が発生するのかが見ものです。 くれぐれも自己責任の上で判断してくださいね! ![]() 2005/7/27(水) いきなりですが、お詫びと修正です。JR東海(9022)の公募について、1日間違えました。締切日は、7/28日の木曜日、15:00 が多く、実際の交付日は 7/29日の金曜日です。かけ流しさん、ご指摘ありがとうございます。 同じような勘違いを、JR西日本の交付日にもしていまして、株券交付日は 3/12日でした。従って、以前の説明のもう一日後です。ここ数日間の「夕凪通信」を直さなければならないくらいの修正なのですが、私の未熟さを心刻みこむため、そのまま修正せず、掲載します。どうしても勘違いしそうな「前日の太字部分」だけは訂正しました。 結果的に、昨年のJR西日本の例から、今日中に売却する方が良いことには変わりはないのですが、株券交付日前日に、売り物に押されて、15:00まで申し込む意欲が湧くような「価格維持」が出来なかった(公募価格と一致)ことになります。 それでも、JR西日本の公募売り出しに「失敗した」という話は聞きませんので、今日、明日の午前中までには、「公募価格以上に維持できれば良い」と主幹事は考えているのかもしれませんね。 実際の株券交付日の一日チャートです。午後には公募(411,000)割れを起こしています。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() 交付日翌日の1日チャートです。株価は復活してきました。最後の上昇はTOPIX買いの影響かもしれません。 (出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() ![]() 2005/7/26(火) 最近ずっとJR東海(9022)ネタになっていますが、ここまできたら、引き続き取り上げてみたいと思います。 本日は「価格維持」にとどまりましたね。午後からの上昇を期待していたのですが、前日終値近辺で終了しました。本番は明日ですので、もう少し上昇を期待したい所です。 参考までに、昨年のJR西日本の公募価格決定後の1日チャートを連続して掲載します。株券交付日は、軟調であることが分かります。(出典: Yahoo Japan Corporation.) (明日に相当。 ![]() (あさってに相当。 ![]() ![]() 2005/7/25(月) 何がなんでもJR東海(9022)の公募売出を成功させるぞとの意思が見えたような下げのように思えます。「公募幹事が株価下げ誘導する」ことについて、私は半信半疑だったのですが、これだけ出来高を伴いながら売られると、下げ誘導は間違いない気がします。 しかし、なぜ下げ誘導するのでしょうか? 確かに公募幹事には売買手数料が入るでしょうが、株を安く叩き売ることで、それ以上のマイナス費用がかかっていると想像できます。 ひとつ考えられるのは、公募売出の相当数を、公募幹事自体が現物を引き受けることです。そうすれば、「つなぎ売り」と似た状態になり、公募価格と現物売り価格との差額分が利益として手に入ります。もしこの仮説が事実なら、MSCBのミニチュア版ですね。 公募価格決定日が金曜日ではなく月曜日に置いたのも、ちょっとした工夫があったような気がします。週初の月曜日に公募幹事が「一般信用売り」を行い、週末までに「現渡」をして「一般信用売り」を解消すれば、東証が毎週発表している「信用取引現在」の「一般信用売り残高」として記録に残ることはありません。 ここまで下げ誘導が成功したからには、残る作業は「当選者の大量キャンセルをださせない」ことです。多くの公募〆切が水曜日の15:00に設定されていることから、ここまでは価格を維持、または上昇させる必要があります。 以上のことを考えると、明日以降は「JR東海の株価が下がることはない」と想像しています。公募当選を前提に「つなぎ売り」をした「信用売り」筋の買戻しも期待できます。 私は E*Trade で応募しましたが、「補欠当選」でした(松井証券で申し込むべきだったかな)。意外と人気があったようです。信用売りをして当選しなかった人は多少あせっているのではないでしょうか。 明日は素直に「買い」でいいのではと思います。ただし、水曜日中までに売ってしまうのがポイントかと。くれぐれも自己責任でお願いしますね。しかしながら、ここまで株価を誘導されると、既存株主はたまったものではないですね。 話題変更して、私は軽井沢で休暇を満喫しています。気温も20-21度程度と、とっても過ごし易いです。平日に関らず、結構人も多いですね。しかしながら、この季節にまさかの台風が来日。明日はゴルフを予定していたのに、こりゃ無理そうですね。なにもこんな時期にやってこなくてもねえ... (気温が20度の表示 & 白糸の滝 at 軽井沢) ![]() ![]() ![]() 2005/7/23(土) 昨日はJR東海(9022)の公募価格決定可能日の初日でした。株価がいい感じで値下がりしたので、そのまま価格決定するのかと思ったのですが、実行しませんでした。まだまだ応募者が足りなかったのでしょうかね。 参考までに、昨年のJR西日本について「公募価格決定日翌日」の株価1日チャートです。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() 朝は安く寄り付きました(公募価格は411,000円でしたので、そこまでは下がりませんでした)が、最後はいい感じで上昇しました。貸借銘柄の立会外分売日と似たような株価カーブですね。JR東海も、ここまで株価が上昇すると嬉しいのですが。 貸借銘柄の立会外分売といえば、久々に登場するのが「情報企画(3712)」です。昨日はいい感じで値下がりしました。欲を言えば、もう少し信用売りが増えてほしいですね。 全部で500株しか放出しないので、当選する確率は低いと思いますが、分売に参加しようかと思っています。 ![]() 2005/7/21(木) 私がアメリカに住み始めた頃、築年数が20年くらい経った居住アパートのコインランドリーに、ひとつの貼り紙がありました。その内容があまりにも強烈だったため、今でも覚えています。 そこにはこんなことが書かれていました。「壁が崩れた箇所やその破片は、絶対に触ってはいけない。見つけたらすぐに管理人(レジデントオフィス)に連絡せよ。アスベストがむき出しになって、あなたの健康を害する可能性がある」。 その当時は、アスベストに対する知識がなく、「なんと大げさな。訴訟文化のアメリカらいしい文章だな」と思っていたのですが、最近のニュースを見る限り、本当に危険なようですね。 そう考えると、日本でも古い建物の壁に利用されている可能性があります。お化け屋敷と呼ばれるような廃墟に足を踏み入れたり、古い建物の壁が壊れた部分を触ったりするのは、結構危険な行動だと思います。 今でも身の回りに危険性が潜んでいるのに、こういった点を報道しないのは、なんか府に落ちません。アスベスト生産を中止したからと言って、被害の広がりがなくなるわけではありません。 投資でお金持ちになって、できるだけ長生きしたい私は、これから注意して行動することにします(笑)。 ![]() 2005/7/20(水) 日本駐車場開発(2353)が、20株に1株、無償であげますキャンペーン中です。譲渡株数に上限設定はありますが、計算上は、応募者ほぼ全員にいきわたる数です。7月25日が権利日です。 ふと、昔、同じようなことを行った会社がありました。昨年9月のインボイス(9448)です。この時は予想に反して「暴落」しました。原因ははっきりしませんが、J_Coffee さんが解説する「ジンベイサメ売却説」に同意します。 今回も、日本駐車場開発(2353)は東証一部上場企業ですので、TOPIX指数にあわせるのであれば、20株中1株の割合で端数株が発生し、この分が売り圧力となります。 前回のインボイスでは、1対1の株式付与でしたが、今回は 20対1 ですので、前回ほど影響はないとは思います。しかしながら、権利日の引け際に急落が起るかも知れません。 貸借銘柄ではありませんので、信用売りできず、ちょっと残念です。 ![]() 2005/7/19(火) 今日は結構JR東海(9022)の株価が下がりました。日証金の速報を見る限り、空売りしている様子はなく、現物の売り物が多かったようです。「応募買い」を集めるために、幹事証券会社は、わざと株価を低く誘導しているのでしょうか? そして、その後、公募価格が決まったら、キャンセル出さないように、株価を上昇させると。いやいや、そこまで面倒を見るとは、あまり思えないのですけれどもね... 過去のJR西のパターンや、投資戦略「公募・売り出しなら貸借銘柄を狙え!」の通りに株価が推移すると仮定するのであれば、「公募価格決定日の前まで、売りポジション」、「決定後からは買いポジション+公募に応募」の形が良いようです。 ![]() 2005/7/16(土) 掲示板に投稿して頂いたご縁から、竹田和平さんにお逢いしてきました。本当に笑顔がとっても素敵な方です。バッチリ写真も捕らせて頂きました。後ろはえびす様です。 ![]() 竹田本社は普通のオフィスビルだと想像していたのですが、なんとお寺みたいな所で、正直かなりびっくりしました。以前は工場だったとのことです。 ![]() ![]() 会話の大半は「株」でなく、今後の日本の将来(大和心)についてです。その活動の一つとして「百尊の教え」があるようです。この内容については、竹田和平さんの信念と思える部分ですので、いずれ是非、ご紹介したいと思います。 ほんの僅かな時間ですが、「株」につてもお話してきました。ここから竹田さんから聞いたお話を記載しますが、これはあくまで、「私がそう話を受け取った」ということであり、竹田さんの本心は別かも知れないことを念頭に入れておいて下さい。 私から「竹田さんからみて、短期投資家をどう思いますか?」との問いに対しては、「いずれは長期投資家に移行する過程の通過点だと思う」、「喩えるなら、デイトレーダーは小学生。(投資としての)勉強を一生懸命はじめる時」。とのことでした。 その他にも、「株式投資は、その企業への就職みたいなもの。自分が肉体的にその企業に就職する代わりに、お金で就職する。配当が給料であり、売却するときのお金は退職金である。長い間就職していると、情が入り、退職は寂しいものなので、なかなかできないんだよね」。 よく株投資は「結婚」に喩えられる場合が多いのですが、「就職」の方が分かり易いですね。 「人生の最終的なゴールは投資家だろうから、会社に勤めつつ、今のうちに投資家として活動するのもありだとう思う。しかしながら、企業は泥臭い一面を持っている。実体験としてそれを知らずに、理論ばかりで大丈夫かが心配」 「小さい企業を経営してきた経験から、損益計算書やバランスシートを見れば、その会社がどんな状況にあるのか把握できる」「一度株を買ってしまえば、もう損益計算書やバランスシートは見ない。信頼するだけ」 「株投資は結局は運である。私は運が良かった。でも私はこころをきれいにしているから、悪運が寄ってくるわけがない」「心をきれいにするには、文章を書くと良い。自分の文章は、書き上げた後は客観的に見ることができるので、こころの汚れが把握できる」 「アメリカ株も買いたいと思うが、資料が英語だし良く分からない。日本の企業で、世界中の技術や部品を組み立てて製品を生み出すような "技術商社" に投資すれば、それはアメリカ株を買うのと一緒のことだと気が付いた。最近この投資が見事に成功している」 竹田和平さんは、投資家としての「金持ち父さん」と、商売人&魂の「斎藤一人」さんの両面をもった、類まれな才能を発揮している御仁だと感じました。私も是非とも、後に続きたいものです。 ![]() 2005/7/13(水) 今日は Wireless Japan で、YOZAN(8630) の WiMAX の説明を聞いてきました。ブースが小さい割には人だかりが出来ていて、結構な注目を浴びていました。 この WiMAX、本当にうまく実現(コストとコンパクト化技術と周波数帯の3点)できたなら、今までの無線LAN基地局を凌駕し、ADSLや光通信と並ぶ選択肢となるでしょう。これによって通信事業者の勢力図が一気に変わるかもしれません。 しかしながら、話を聞いても、本当に実現度合いがよく分かりませんでした。WiMAXは夢のような通信方法なのに、ソフトバンクやライブドアはなぜ参加する雰囲気がないのか? とりあえずは、「YOZANのお手並み拝見」といった所でしょうかね。 ![]() 2005/7/12(火) じわり、じわりと円安が進む一つの要因と言われている米国の時限立法「内国投資促進条項」(海外子会社からの米国への送金に対して、今までは35%の税率がかけられていたのが、今年に限り、5.25%に引き下げる。但し、利用用途は、設備投資等に限られ、報酬や配当には利用できない)があります。 実際にこの制度を利用すると宣言した企業が数百社以上あり、その金額を投資に利用されるとなると、景気を刺激し、雇用が増え、それによってアメリカの株価上昇が起り、日本からの輸入量が増えることが想定されます。 あまりにも単純な発想かもしれませんが、この影響を受け、更に円安が進み、これから日本の株価の上昇も十分あり得るのではないかと。米国の株価動向と、日本からのアメリカへの輸出量については今後要チェックですね。 商品先物も面白そうですが、円安に進みそうなので、外国為替保証金もまた、ねらい目なのかも知れませんね。 ![]() 2005/7/11(月) 昨日のJR東海(9022)の公募についての続きです。前回のJR西日本の値動きと、今回のJR東海(9022)の値動きを重ねあわせてみました。 ![]() 今回は割とおとなしい値動きです。水曜日あたりで一旦ピークをつけるのではないかと予想できますが、さてどうでしょうかね。 あらためて前回の値動きを見ると、さらにもう一箇所、狙えそうな場所があります。それは、ブックビルディング後の「購入意思期間」の値上がりです。おそらく大量キャンセルが出ないように、株価を吊り上げているのではないかと思います。 今回の公募は、いろいろな所で楽しめそうですね。 ![]() 2005/7/10(日) 木曜日の引け後、JR東海の株式売却の発表がありました。翌金曜日は、需給懸念により株価は下落しました。そういえば昨年の2月にも、JR西日本の株式売却のニュースによって株価が下落しました。 こうなると、今後の株価の推移も前回と同様になる可能性もあるのではないかと思い、JR西日本の株価の推移を調査してみました。 ![]() この時期のTOPIXの値上がりが顕著だったため、TOPIXで差分調整すると、随分値下がりしたように思えますが、実際には「ブックビルディング期間中」は株価が値上がりし、そんなに値崩れはしていません。 前回と株価の推移が一緒になると予想すれば、一番手っ取り早そうなのは、2-3日の株価上昇を待ってからの「空売り」と、素直にブックビルディングに応じて、当選後に少しだけ待って株を売却する(つなぎ売りする必要はなさそう)ことです。 過去にもJR東日本が同様の売り出しを行っていましたので、その時の状況も調べると、もっと精度が上がるかも知れませんね(こっちの方を投資戦略で取り上げたらよかったかな?)。 ![]() 2005/7/9(土) 金曜日の夜、自然式食堂、餉餉(けけ)に行ってきました。 ここは自然食品の「食べ放題」でブッフェスタイルのお店です。食べ放題の店としてはとても珍しく、ほぼ全ての食べ物が美味しいのです。但し、種類は少ないです。夜でも女性客が多く、値段もそこそこで、「また行きたい」と思うお店でした。 私が行ったのは「横浜ランドマークタワー店」で、開店してまだ1ヶ月しか経っていないせいもあると思いますが、お昼は「1時間半待ち」だそうです。お店の雰囲気も木造製の優雅な作りで、お盆も木製で清潔感がありました。 すっかり気に入ったので、どこが経営しているのだろうかとチェックしてみたら、なんと「永谷園」であったことが分かりました。やるじゃん、永谷園。もしかしたらブレイクするかも。銀座にもありますので、その実力を一度、お試しあれ! 因みに、銀座店とランドマークタワー店では値段が違うそうです。ランドマークタワー店は平日の昼で 1,500円(だと思った)、夜で 2,200円でした。銀座店はもう少し高いようです(その代わり種類も多いようです)。 ![]() 2005/7/8(金) 今週の投資戦略で「米国相場逆張り法」を取り上げました。もし今週実施した場合、結果がどうなったのかを確認してみます。より実践的な日経平均先物と、戦略の調査にて成績が良かった武田薬品(4502)について調べてみました。 日経225先物:
武田薬品(4502):
一週間の損益結果は、先物は小幅ながらマイナス、武田薬品もまたマイナスとなりました。 この投資法を実施するにあたり、こういったマイナスの週もあり、今日みたいな「いってこい相場」でじっと耐える日もあります。統計上はプラスになることが頭で分かっていても、感情的には随分と波風が立ちます。 こういったハードルの高さがあるからこそ、長続きしている投資法であるとも言えるのかも知れません。感情を排除して淡々と進める、精神的なタフさが必要です。 ![]() 2005/7/7(木) ついに今日からテレビドラマ「電車男」が始まりました。「電車男」で上映中の映画館も盛況なようで、どうも「女性」がはまるらしい。伊藤洋一さんのサイトでも、女性が多いことを指摘していました。 今日のテレビドラマでも、妻がすっかり「はまって」しまったようです。韓国ドラマのピュアさと似ているのかも知れません。「萌え」銘柄に続き、「電車男」銘柄もブームになるかもと思っているのですが、はて、どの銘柄が該当するのか... エルメスは海外メーカだし、紅茶を買った「べノア」は上場していないし... 素直な所で映画配給の東宝、大穴で、べノアが入っている松坂屋?? ちょっと先走り過ぎですかね。 それよりも気になるのは、ロンドンテロの影響です。怖いのは追証によって売りが売りを呼ぶ、急激な値下がりです。ニューヨーク 9.11 テロの時は、1週間ほど取引所を閉鎖してから、初日に7%程度の急降下に見舞われました。 その時の恐怖は、あんくるケニーさんのサイト、のんびりkennyの「きまぐれコラム」の中にも記載されています。今回の株価は落ち着いているようですね。 ![]() 2005/7/6(水) 今日のテレビ東京の「WBS」では、タイミング良く「資源(石油、鉄鉱石)」の争奪戦について取り上げていました。明日以降も特集で取り上げるようです。まるで「商品先物をやりなさい」と、私に言っているようです(笑)。とりあえずは口座を開設することにしましょう。 ところでこの原油高はずっと続くのでしょうか? ジムロジャースも書籍の中で「上昇相場の終わりは必ずやってくる」と言ってますし、生涯納税者No1、斉藤一人さんも「石油全体を上げるとなると、代替エネルギーへと比重が移る」と説いていますので、永遠と続くわけではないようです(当たり前か)。 将来、書店で「先物商品デイトレーダー」とか「先物商品で1億円を築いた方法」などが並び、毎日のニュースで「商品先物の価格」などが取り上げられた時には、もう旬が過ぎているのでしょう。「上昇相場はいつも熱狂の中で終わる」。 あ、今から「先物商品」に関する成功体験があれば、本が出せるかも。競争がまだ激しくありませんから。でも自己責任でお願いしますね。あと、株式における「マネックス」や「カブドットコム」がそうだったように、商品先物におけるインターネット専門業者が、上場する日も近いかも知れませんね。 ![]() 2005/7/5(火) 今週の投資戦略では、アメリカ市場の結果の「逆張り」をすると、それなりの良い結果になることをお知らせしました。今日は、対象となるアメリカ市場がお休みでしたが、もしかしたら、アメリカ市場がお休みの時にも、なにか独特の法則があるのではないかと思い、ちょっと調べてみました。 アメリカ市場が休場日翌日の日経平均:
サンプル数が少ない中ですが、残念ながら、規則性はなさそうです。予想では、「前日の上昇や下降を打ち消す動き」か、「1日の中で一方方向に動く」あたりを期待したのですが、そんなに甘くありませんでした。 アメリカの祝日は、日本ほど強制力がなく、会社、学校、地域で、どの日を祝日にするか、バラバラです。共通なのは「1/1日の新年」、「7/4日の独立記念日」、「11月下旬の感謝祭」、「12月下旬のクリスマス」くらいです。 アメリカに住んでいた頃は、日本の祝日の多さがうらやましかった(笑)。まあ、その代わり、普段、休みたい時に休める環境がちゃんと整っていたのですけどね。 ![]() 2005/7/2(土) 私は本屋さんが好きなので、定期的に書店に寄るのですが、最近じわじわと、株式を含めた投資のコーナーが幅をきかせつつあります。明らかに昨年よりも書籍の種類が増えています。大きな書店では、100種類を軽く超えています。それだけ本が売れているということなんでしょう。 これによって、投資参加者が増えることはとても良い傾向と思います。しかしながら、こんなに書籍の種類がたくさんあると、初めて投資をする人は、一体どの本を最初に読んだらいいのか分からなくなるのではと、余計な心配もしたくなります。 そんな投資関連の書籍の中で、「商品先物」を扱っているのは僅かに4種類しかありませんでした。残りの大半は株式関連です。その次に不動産(大家さん)と外国為替・外貨預金系。「商品先物」の参考書籍を探そうと思っていたのですが、あまりの種類の少なさに閉口しました。 なんで商品先物を探していたかといえば、書籍「大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代」を読んだからなのです。私はすぐに書籍の影響を受けるので(笑)、どうしても突っ込んで調べたくなるのです。 不動産関連(大家さん)や、中国関連株のように、初期の時代のちょっと「怪しい」と思われていて、まだ多くの人が参加していない段階では、リスクの割には意外とびっくりするような成果が出るものなので(もちろん出ないこともあります)、ちょっと期待していたりするのです。 ちなみに、この書籍では、「いままで商品価格が低かったため、商品生産をやめる人が相次ぎ(供給の低下)、一方で、中国のように消費が増えている(需要の増加)。需要と供給のアンバランスから商品価格は上がる。新規投資による生産が始まるまで、これは続く」といった内容が記載されています。 日本でも「牛肉」や「鶏卵」のように、あまりにも値段が安くて廃業に追い込まれる人が多くなると、その翌年以降に価格が上昇してしまうことがありました。これが似た例になるかと思います。 その他にも、この書籍では後半で、石油、砂糖、コーヒー といった商品について、世界情勢を交えながら需要と供給について説明しているので、単なる教養本としても楽しめるのではないかと思います。特に「砂糖」は「へぇー」が満載です。興味がありましたら、立ち読みでもして頂けたらと思います。 そんなこんなで、今後たまには、商品先物についても取り扱ってみようかと思います。過去に強引な勧誘が問題となっていたので、「信用のおける取り次ぎ先が見つかるか」が今一番の課題なのかも知れませんね。 ![]() 2005/7/1(金) 今日は昨日の借りを返すとも言わんばかりに、市場全体が堅調でした。もちろん日銀短観の影響があるのでしょうが、ふと、毎月1日のTOPIXの日足を見ると、今年に入って5勝1負と、なかなか確率が良い日です。 陰線となったのは、2月1日ですが、この月だけ、前日終値よりも当日の始値が高く、陰線となっています。それでも前日終値比ではプラス引けです。それ以外の月は、前日終値よりも安く始まり、陽線となると同時に、前日終値比でもプラス引けです。 そういえば、以前 J_Coffeeさんのページで、2003年11月15日近辺で、「月初の株価は必ず値上がりする?」と、取り上げていたのを思い出しました。今年の場合は、偶然かどうか判断がつかないのですが、アノマリー的に調べてみるもの面白いかなと思っています。 話題変更して、投資戦略「陽の寄り付き坊主」の空売りは狙えるか? について、引き続き山本さんのご好意により、データを頂きましたので、来週月曜日の候補銘柄をお知らせします。 結局この投資法は、「データ上からは使えるには使えるが、実践でのエントリ(朝一の空売り)の時の状況判断が難しく、更にもうひと工夫が必要」ということになりそうです。更に勝率を上げるには、前日の大引けの値動きなども参考にする必要があるかもしれません。まだ「道なかば」の投資戦略です。
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