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2007年12月

2007/12/27(木)

 今日は今年最後のTOPIX買い日でした。早速結果を見てみましょう。今回は自己消却による売り銘柄が多かったです。「VWAP比=終値/VWAP」です。ヤマトインターナショナル(8127)は、大証の結果です。

コード 名称 時価総額(億) 始値 終値 前日比 当日比 VWAP比
4911 資生堂 -300 2,730 2,690 -2.00% -1.47% -0.40%
7912 大日本印刷 -236 1,661 1,661 -1.42% 0.00% -0.27%
9747 アサツーDK -133 3,150 3,080 -2.22% -2.22% -0.99%
5012 東燃ゼネラル -83 1,133 1,116 -2.19% -1.50% -0.48%
7309 シマノ -44 4,190 4,160 -0.95% -0.72% -0.19%
6457 グローリー -23 2,585 2,535 -1.74% -1.93% -0.04%
7211 三菱自動車 57 191 191 0.00% 0.00% 0.43%
8127 ヤマトインタ 73 729 770 7.09% 5.62% 1.94%

 VWAP比から、終盤に売り銘柄は売られ、買い銘柄は買われた事が分かります。ただ、ヤマトインターナショナル以外は、かなり地味な結果なので、人によっては飽きてしまうかもしれませんね。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

アサツーDK(9747)


 ヤマトインターナショナルは大証がメインだったため、東証の板の薄い所を突き抜けてくるかと期待していたのですが最後はザラバ引け。東証の買い残しの影響なのか、大証は15:00以降に買い進まれました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

ヤマトインターナショナル(8127) - 大証


ヤマトインターナショナル(8127) - 東証


 しかし、ヤマトインターナショナルは時価総額がそれほど多くはなかったにも関わらず、これほど買い進まれたのは少々予想外でした。年末で参加者が少なかったためなのでしょうか? でもそれならば、資生堂(4911)などはもっと売られてもいいはず...。とりあえず記録として残しておきましょう。


2007/12/26(水)

 先日ご紹介した「タートル流投資の魔術」にも記載があるのですが、「あまりに多くのトレーダーがひとつの戦略を利用し始めると、その戦略が以前ほどは上手く働かなくなってしまう」という「トレーダー効果」は、実際よくあります。

 IHI(7013)、真柄建設(1839)、三洋電機(6764) と、監理ポスト入りする銘柄が短期間にこれだけ続くと、最初のIHIの値動きを「売り手」も「買い手」も記憶の中にあるため、似たようなパターンを描きにくくなります。

 監理ポスト入り後の初日、IHIは始値が「底」だったのですが、真柄建設、三洋電機 と進むにつれ、始値がその日の高値になったりします。今日の三洋電機は寄付後、それを待ってましたとばかりに大きく売られました。それぞれのデイチャートを見てみましょう。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

IHI(7013)


真柄建設(1839)


三洋電機(6764)


 こういった始値での高値掴みを避けるためには、面倒がらずに「成行」ではなく、過去の同様のパターンでの下落率などを参考にしながら「指値」を使うか、こういった短期間に同じような事があった場合の値動きのパターン(寄付後急落して底値をつける)を覚えている必要がありそうです。

 しばらく時間が経って、記憶のかなたに値動きが忘れ去られたら、また最初の現象に戻るとは思います。


2007/12/23(日)

 当初は「タートル流投資の魔術」という書名からして、ブレイクアウトシステムの手法と注意点、そして過去の実績が書かれてるだけじゃないかと思っていたので、書棚に置きっぱなしでなかなか読み始められなかったのですが、えいや!と読みだすと、これが良い方に裏切られました。

 確かにブレイクアウトについての解説はあるものの、その体験をベースとして、法則を一般化し、投資全般としての心得や成否のカギが実例を交えながら体系的に解説されています。「マーケットの魔術師」も同じようなカテゴリの本ですが、私の中ではそれを超えています。心に響く格言がたくさんあります。

 中でも面白いなと思ったのは「ブレイクアウトシステムは、最初の数日間はブレイクアウトと反対側に優位さがある」資料や、「通貨や金利はトレンドフォローに適している」理由、「バックテスト以上の成績が収められない」原理、「シャープレシオの問題点」などです。

 途中途中に、意味が通じず、誤訳じゃないかなと思われる部分もありますが、それを割り引いても十分読み応えがあります。ツチヤさんは誤訳が80個所以上もあった! とお話していますが、私は原書を読んでいないためか、数ヵ所(第2刷)しかみつけられなかったです(汗)。

 書籍の最初の1/3位までは、投資経験と多少の先物の知識あれば読み進められますが、そこから2/3までは、数式に対する慣れをある程度持っていないと眠くなり、最後の1/3は、システムトレードに対する慣れをある程度持っていないと熟睡モードに突入してしまうのではと思います。

 それでも相場に発生する優位さ(エッジ)によって利益を得たいと思う全ての人に読んでもらいたい書籍です。眠くなる場所までで構わないですので。そう言う私も途中何ヵ所かは流し読みしました。



2007/12/20(木)

 先週の投資部門別売買状況ですが、株価下落のそのままに、外国人投資家が大幅に売り越しました。やはりメインプレイヤーは外国人投資家であることを改めて知らされました。

 とうとう、26週の平均移動は、統計を取り始めた2003年1月以来、過去最低を記録しました。まだ下げ止まる気配を感じません。



 話題変更しまして、お知らせです。斉藤正章さんの日経255先物に関するセミナーが1月に開催されます。またすぐに満席になってしまう可能性がありますので、興味のある方はお早めにどうぞ。私も参加予定です。


2007/12/19(水)

 昨日、今日となかなかはっきりしない相場ですね。結局急落は起こらずでした。買い方が余裕がある時とない時では、動き方が違うのかも知れませんね。

 そう感じた時に、ふと、先週の土曜日にありました土屋さんのセミナー「プロフェッショナルを目指すためのシステムトレード構築(応用編)」にて、「個人投資家の買いコストと売りコストの間で、商品先物価格は移動する」とお話していた事を思い出しました。

 もしかしたら、これは株式に当てはまるのではないかと思い、過去の春先の急落時の売りコスト(信用売り評価損益率)と、下落率の関係を探ってみました。もし、株式にも当てはまるのであれば、売りコストが下落の抵抗線となるはずです。ここで売りコストは、松井証券で毎日発表されている数値を利用しました。

日付 前日売りコスト 前日TOPIX 当日TOPIX 下落率
2004/5/20 -8.00% 1,150.89 1,085.54 -5.68%
2005/4/18 -4.39% 1150.67 1,109.49 -3.58%
2006/5/16 -5.39% 1,681.81 1,644.97 -2.19%
2007/3/5 -9.82% 1,721.59 1,662.71 -3.42%

 見事に売りコスト(信用売り評価損益率)よりも、下落幅が小さいことが分かります。つまり、下落率が売りコストに近づくと、信用売りの損益がプラスとなり「やれやれ買い戻し」が発生して下落の抵抗線となるのではないかと。

 そして昨日の売りコストは -2.216%、今日の売りコストは -1.289% と、もうかなり下限に近付いています。

 商品の値動きをそのまま株式にあてはめてしまうには、いろいろと無理な所もありますが(単一銘柄ではない、売りと買いポジションが同一ではない)、とりあえずの指標として利用できるのではないでしょうか。

 ちなみに、今年の8/16日は極度のオーバーシュートで。この下限を2%程突き抜けていきました。それでも期待値の観点から投資指標として利用する事ができるのか、一度しっかり研究してみたいテーマです。

日付 前日売りコスト 前日TOPIX 当日TOPIX 下落率
2007/8/16 -3.12% 1,567.46 1,480.39 -5.55%

 話を土屋さんのセミナーに戻しまして、「統計分析はこうやって使ってシステムに役立てるんだよ」という事を思い知らされました。そして自分の投資戦略の効果分析は全然甘かったことが分かりました。

 今後は今回のセミナーの効果測定の方法を取り入れて有効性を確認し、より精度の良い情報を皆様に提供していきたいと思います。

 土屋さんのセミナーは、裁量トレードしている人にはほとんど関係ない話ですが、統計的有効性の確認や、システムトレードを組もうとしている人には是非ご覧頂きたいです。「トレーダーの誤謬」も運用に携わった実経験からで、ものすごく説得力があります。

 以前「プロフェッショナルを目指すためのシステムトレードセミナー(理論編)」がありましたが、私の感覚からは、今回の応用編を受けてから、理論編を受けた方が分かりやすい気がします。

 今回の応用編は、全体の流れについての解説がメインで、前回の理論編は、実際にどうやるかの解説がメインです。理論編が難しいと感じている方は、今後発売されるであろう今回の応用編のDVDをご覧になると、より深く理解ができると思いますよ。


2007/12/17(月)

 これだけずるずると下げると、またいつもの急落パターンに当てはまる可能性があると思い、グラフを描いてみました。明日か明後日が急落になる気配を醸し出しています。2007年2月のレベル(黄色の線)と一緒と仮定すると、日経平均なら14,600円くらいまでアリなのですが、ま、ま、まさかね。



 今回がいつもと違うのは「リバウンドしてからの下げ」であり、他の回は「好調な株価からの急落」です。また、いつもの早春ではありません。ただ、損切りレベルがみんな同じ所にあったら、同じような結果が出てしまうかも。

 正直、急落してくれた方が対処しやすいです(買いポジション持っている方ごめんなさい)。リバーサルが効きやすくなるし、その部分が一旦の「底」として確認できますから。ずりずりと切り下げる展開が一番対処しずらいですね。


2007/12/15(土)

 本日は朝早く、そして遠くから、セミナーにお越頂き、本当にありがとうございます。本日ご説明しました投資法を土台としまして、より有効なオリジナル投資のアイデア、発見、発掘の手助けとなり、皆様に豊かで幸せに満ちた時間をもたらすことができれば嬉しく思います。

 今朝皆様にお配りしましたクリスピークリームドーナツの「大人買い」した写真です。12個入りが6箱あります(笑)。朝6:50分過ぎにお店に到着したのですが、すでに70人くらい並んでいました。開店時は100人近く位までいました。

 外で待っている時に、試食用として「できたてあつあつ」のオリジナルドーナッツを配布していました。こういった所も人気が衰えない秘密の一つなのでしょうね。イートインは意外とすいていました。みんな買ったらそのまま帰ってしまうのでしょうね。

 8:10分頃に外に出たのですが、その時は20人くらいの待ちで、その頃が一番空いているようでした。お店にいらっしゃる方は、このあたりがおススメです。

 最後に、今回のセミナーを企画して頂き、そしてドーナッツを配布する仕事を増やしてしまったにも関わらず、最初から最後まで笑顔で対応して頂いたエンジュクスタッフの皆様に感謝申し上げます。




2007/12/13(木)

 任天堂(7974)の四季報コメント見出しが、2008年新春版ではどうなっているのか興味津々だったので、早速調べてみたところ、これがナント「我が世の春」となっていました。表現があまりにも突飛で、思わず笑ってしまいました。

 今までは「絶好調」が一番最高の評価だと思ったのですが、その上があったのですね。任天堂以外でこの表現を使っている所はありませんでした。

 さて話題変更して先週の投資部門別売買状況ですが、外国人投資家と信託銀行が小幅買い越し。「外国人投資家買う = 株価が上がる」という傾向は変わらずです。ただ、マザーズは随分と外国人投資家が売り越しました。

 信託銀行の買い越しについて、先週日曜日ににセミナーでお逢いしました浜口準之助さんから「ゆうちょ銀行による買いはまだのよう」との情報を頂きました。ありがとうございます。

 これにゆうちょ銀行が買い手に加われば、底支え効果は期待できそうです。更に外国人投資家が積極参加すれば一気に燃え上がるのですけれど...。サブプライム余波が収まるまでは厳しいか...。


2007/12/12(水)

 以前にご紹介した投資戦略「監理ポスト、整理ポスト銘柄で勝つ!」にて、粉飾決算や虚偽記載などにより、監理ポスト入りした銘柄の値動きについてご紹介しましたが、少しアップデートしました。

 表は、2005年以降に、東証一部で粉飾決算や虚偽記載などにより、監理ポスト入りした銘柄の値動きです。私は大氣社(1979)までは追っていたのですが、それ以降にも該当銘柄があったかも知れません。

 また、実質的に「監理ポスト入り」が確定した日をベースにして算出しています。 IHI(7013)の場合は、12/10日終値の株価をベースにしています。 推移は株価そのままダイレクトで、TOPIXなどでの市場の影響の排除はしていません。



 一旦株価は突っ込みますが、そこから徐々に回復する傾向にあります。ファンドの運用方針として「監理ポスト入りしたら問答無用の売り」といったルールもあるでしょうから、個人投資家としてはその場合に発生する「行き過ぎ」を狙いたいものです。

 ちなみに、東証2部でもリバウンドする傾向にありますが、マザーズ銘柄はそのまま下落し続ける傾向があります。詳しくは「監理ポスト、整理ポスト銘柄で勝つ!」をご覧ください。


2007/12/10(月)

 昨日は「投資日記ステーションフェスティバル2007」にお越し頂いた皆様、どうもありがとうございます。日経平均入れ替え当日の大引け1分前の板の動きのビデオは、エンジュクさんにご協力頂いた事で実現しました。感謝致します。

 また、忘年会では、たくさんの方とお話できて嬉しかったです。「毎日見てますよ」というお言葉を頂いて、とっても励みになりました。

 この時に、ある方(ありがとうございます!)からは「もうヘッジファンドは年末まで3週間、休みに入っています」という話をお聞きしました。ということは、先週の金曜日まででポジション調整は済んでいるという事ですね。

 そうなると、いままでマザーズ市場を底上げしてきたのは外国人投資家ということがわかっていますので、これから3週間、マザーズ市場は個人投資家同士の戦いになり、シーソー相場になってしまう可能性ありですね。今、私はマザーズを主戦場としていないので、あまり関係ないのですけれど。

 来年のヘッジファンドの動向を読むために、私は彼らと同化して今年の相場は休んでみましょうかね(笑)。


2007/12/6(木)

 先週の投資部門別売買状況ですが、「指数が上がる = 外国人が買っている」そのままに、外国人投資家が買い越しでした。それ以上に注目すべきポイントとしては、信託銀行が多めに買い越しを継続している事です。

3市場株式買い越し額(百万)
期間 外国人投資家 信託銀行
10月2週 187,098 ▲ 106,307
10月3週 ▲ 289,357 ▲ 91,764
10月4週 56,382 ▲ 106,748
10月5週 268,703 81,531
11月1週 ▲ 281,777 29,531
11月2週 ▲ 195,747 379,311
11月3週 ▲ 251,786 104,710
11月4週 134,446 182,068

 株価上昇を抑えていると散々叩かれ、悪役になっていた信託銀行ですが、このところの動きは英雄に相当します。株価が上昇し、債権と比べて配当利回りが割高になっても、買い越しを続けるのか? ゆうちょ銀行誕生の影響なのか? 注目です。

 先週の外国人は、マザーズも大幅買い越し、東証2部も買い越し。少し明るい兆しが見えてきたような。

 久々にいつものグラフです。短期移動線はとりあえず下げ止まりました。ゴールデンクロスまではまだちょっと時間がかかりそうですが、期待しましょう。




2007/12/3(月)

 Business Week の記事によれば、バフェット氏は韓国に夢中で「世界で最も魅力的な価格水準にある市場だ」と言ったとの事です。サイトはこちら。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071130/142031/

 ペトロチャイナは既に売り切って、ポスコをしばらく保有するとのこと。ということは、新日鉄(5401)もまだまだいけそう!?

 Business Week 記事のついでに、「2007年アジア急成長企業トップ100」について、第一位が中国で日本ラーメンの展開をしている企業とのことで、なんとも微笑ましいですね。サイトはこちら。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071129/141923/

 日本企業では、19位にエン・ジャパン(4849)、41位にマクロミル(3730)、43位にDeNA(2432)、48位に大阪チタニウム(5726) がランクインです。

 話題変更して、私、昨日のMSCI買い、FTSE買いから解放された資金を、本日、東証一部昇格適齢期にあるワイエイシイ(6298)にも振り分けて、少々買いました。そうしたら引け後に東証から昇格発表があって見事に大当たり!!

 狙っていたとは言え、売った方には大変申し訳ないですが、これはとっても嬉しい! ついています。 相場の神様ありがとう !(まだ株価が上昇すると決まったわけではないですが)

 しかし、もっと買っていればよかった...と当たった時はいつも思うんですよねぇ。外れた時は、あまり買ってなくてよかった... となるのです(笑)。


2007/12/2(日)

 私はFTSE買いとMSCI買いに集中していたため、全く気がつかなかったのですが、虎年の獅子座さんのページを拝見する限り、先週の金曜日は、バリュー崩壊時の逆の現象が起きていたようです。

 8月、11月のバリュー崩壊の時は、それから徐々に市場全体が崩れ、7-8営業日目にドンと下落しました。 ということは、今度は7-9営業日目(12/11-13日あたり)にドンと上昇する可能性もありますね。

 「株価下落の時に起こった現象が、株価上昇の時にも正反対で当てはまる」という事は、ありそうで、なかなかないものなのですが、それでもかすかな願望として持っていようかと。

 話が変わりまして、coinさんからご指摘を受けたのですが(ありがとうございます)、昨日掲載した22%の反発の共通点について、どなたかが既にテレビで指摘されていたとのことです。描いて見つけた時には嬉しかったのですが、二番煎じでしたか。ちと残念。

 更に話変わりまして、今までの株式投資経験において「もう株式投資はやらない」と思える程の痛手を受けた事が2度ほどありました。そのどちらも「情が入ったことによる判断の遅れ」が引き起こしたものでした。

 その時以来、どんな情が入った株式を持っていても、撤退する事にためらわなくなりました。資産が残っている限り、またいつでもチャレンジできます。

 そんな経験と教訓について、明日(12/3)の20:00発送予定のエンジュクさんのメルマガに記載しました。私のブログの左上に申し込み欄がありますので、登録まだの方はどうぞ。


2007/12/1(土)

 ライブドアショックのピークから、そろそろマザーズ指数が底を打ったのかどうかを確認できればと思い、同じようにITバブルのピークからの米国NASDQA指数とのチャート上の類似点を比較してみました。



 描いてみてびっくりしたのは、NASDAQ指数、マザーズ指数共に、最高値(終値)に対する最安値の割合が22%の所で反発していた事です。わずか0.1%の誤差です。ここで買い出動した外国人投資家は、この値を見てたのでしょうかね??

 ちょっと違うのは、ピークからの最安値までの日数です。マザーズ指数が1年ほど早く到達しました。

 これをどう見るかですが「サブプライム余波によって最安値に早めに到達したけどもう大丈夫」とも思えますし、「投資家の傷がまだ癒えていないため、もう少し時間が必要」とも思えます。

 マザーズ指数がITバブルのNASDAQの下落率と匹敵するなんて、2005-2006年当時はすごい現象が起きていた、ということがよく分かります。


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