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2007年3月


2007/3/30(金)

 昨日もお知らせしました、今日の年度末ドレッシング買い日ですが、昨年同様に、JASDAQは堅調、高値引けで、TOPIXはやや弱めでした。記録として残しておきます(出典: Yahoo Japan Corporation.)。





 JASDAQが事前に堅調であることが予測できても、JASDAQ先物が存在しませんので、どれを買ったらいいのかは難しい問題です。JASDAQのETFが欲しいですね。


2007/3/29(木)

 本日発表された投資部門別売買状況ですが、意外と外国人投資家が買いを入れていたことが分かりました。一方で売ったのは個人投資家もそうなのですが、加えて年度末の特殊事情のためか、金融機関、信託銀行の売りが目立ち、上昇を抑えていた格好です。

外国人投資家の動向:
期間 TOPIX先物 225先物 株式(3市場) 全合計
1月3週 187,246 -74,223 543,062 656,086
1月4週 78,098 -20,069 425,234 483,263
1月5週 48,815 215,434 530,009 794,258
2月1週 -41,388 -52,052 369,317 275,877
2月2週 203,250 221,913 518,955 944,118
2月3週 316,542 -6,995 528,740 838,288
2月4週 -415,758 -271,506 -264,968 -952,232
3月1週 -93,105 -386,055 -390,040 -869,200
3月2週 -168,590 -176,672 -86,883 -432,145
3月3週 42,749 158,438 408,619 609,806

 市場別に見ると、東証2部、マザーズへの外国人投資家の買いが引き続き入っています。小型株が戻ってくる時を虎視眈々と狙っているのかもしれませんね。

 いつものグラフです(参考:外国人買いは上昇トレンドのサイン?)。短期移動平均線が下にある状況ですが、上向きに伸びていまして、今週も外国人投資家の買いが入っていれば、再び逆転しそうです。



 さていよいよ明日は年度末のドレッシング買い日です。過去、TOPIXはあまり強く出ないけれど、JASDAQは強く出る傾向(参考:JASDAQ平均とドレッシング買い)にあるのですが、今年はどうなるでしょうかね。参考までに昨年の値動きです。(出典: Yahoo Japan Corporation.)






2007/3/27(火)

 3月末権利銘柄のうち、高率の逆日歩となった銘柄の一覧を末尾に掲載します。ダントツのトップは、優待銘柄ではないC4T(2355)です。高率の逆日歩がつくことが分かったためか、前場途中から一気にストップ高です。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 こう見ると大証銘柄の割合が多いですね。井関農機(6310)は東証がメインですので参考程度で。予想外につかなかったのは航空系。予想外についたのは、今までほとんどなかったカゴメ(2811)オリエンタルランド(4661)。出来高が多い東証1部銘柄でも安心できなくなってしまいました。

コード 銘柄名 市場区分 品貸料(円)
2355 C4テクノ 東証 12000 30.26%
9713 ロイヤルホテ 大証 24 6.76%
9174 ワンダーT 東証 12 6.45%
6310 井関農機   大証 12 4.04%
9919 関西スーパー 大証 32 3.89%
9936 王将フードサ 大証 64 3.57%
6901 澤藤電機 東証 12 3.31%
2811 カゴメ 東証 64 3.23%
7412 アトム 東証 16 3.13%
9033 広島電鉄 東証 12 3.05%
7616 コロワイド 東証 16 2.57%
4957 ヤスハラケミ 東証 24 2.39%
7524 マルシェ   大証 24 2.19%
7524 マルシェ 東証 24 2.19%
9373 ニッコウトラ 東証 16 2.17%
9818 大丸エナウン 東証 16 2.17%
4299 ハイマックス 東証 24 2.14%
9896 JKHD 東証 16 2.14%
8255 原信ナルス 東証 32 2.08%
7508 GセブンHD 東証 16 2.01%
9628 燦ホールディ 大証 40 1.99%
9887 松屋フーズ 東証 32 1.98%
4951 エステー化学 東証 32 1.97%
3951 朝日印刷 東証 24 1.93%
7523 アールビバン JQ 16 1.92%
9368 キムラユニ 東証 24 1.91%
7554 幸楽苑 東証 24 1.89%
4925 HABA JQ 56 1.86%
2594 キーコーヒー 東証 32 1.85%
7522 ワタミ 東証 32 1.84%
8160 木曽路 東証 40 1.83%
9828 元気寿司 東証 24 1.78%
4994 大成ラミック 東証 56 1.74%
4337 ぴあ 東証 32 1.74%
2705 大戸屋 JQ 24 1.68%
9047 名糖運輸 東証 16 1.68%
2922 なとり 東証 16 1.67%
2729 JALUX 東証 40 1.65%
8744 ユニコムGH JQ 24 1.64%
2222 寿スピリッツ JQ 24 1.63%
2669 カネ美食品 JQ 56 1.63%
9675 常磐興産 東証 2.2 1.26%
9401 東京放送 東証 56 1.19%
4661 オリランド 東証 60 0.85%
9205 JAL 東証 2.2 0.83%
4799 アグレックス 東証 12 0.82%


2007/3/25(日)

 明日はいよいよ3月の権利付最終売買日ですね。株主優待を獲得するために、信用売りと現物買いのポジションを組む方も多いかと思いますが、月末に週末が絡みますので、逆日歩4日分つきます。

 株主優待よりも、逆日歩 + 売買手数料 分が高くなってしまっては、通常より高いお金を払って株主優待を取得するようなものですから、できれば避けたいものです。

 以前は、最大で逆日歩がどれくらいつくのか(最高料率)、調べるのは結構手間のかかる作業だったのですが、最近(といってもかなり前からですが)は、日証金のサイトで簡単に調べることができるようになりました。

 トップページ左側の窓に証券コードを入れ、その下のラジオボタンでどちらかを選択して検索ボタンを押します。検索結果で出てきた銘柄をクリックします。そうすると「最高料率(円)」が表に出てきますので、そこの最新の日程のものを見ます。その額を4倍すればOKです(4日分)。

 注意すべき点として、最新日に「注意喚起」が出ていたりすると、更に倍額する必要があるのですが、今年はそれはないようですね。

 証券会社によっては、一般信用によって逆日歩なしの貸株を提供する所もあるのですが、そういった証券会社は売買手数料が割高の傾向がありますので、手数料と逆日歩、どちらが高くつく可能性があるのか、冷静に判断してくださいね。

 昨年は優待目柄の多くが引け際に値を崩す銘柄が多かったのですが、今年はどうでしょうかね。売り方と買い方の心理戦です。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

全日空(9202):


オリエンタルランド(4661):



2007/3/24(土)

 先週の投資部門別売買状況ですが、外国人投資家が引き続き売り越し。それを支え続けているのが個人投資家です。こんなに買いパワーを蓄えて待っていたのか思うとちょっと感動です。

株式 投資部門別売買:
自己売買部門 外国人投資家 個人投資家
2007年2月4週 -344,452 -264,967 508,664
2007年3月1週 -176,781 -390,040 590,257
2007年3月2週 -428,303 -86,882 422,340

 自己部門の売りが膨らんでいますが、TOPIXと日経平均の先物をあわせるとプラスマイナスゼロ程度で、やはり外国人投資家の売りが目立っています。そしてとうとう短期移動線と長期移動線がクロスしてしまいました。

外国人投資家の動向:
期間 TOPIX先物 225先物 株式(3市場) 全合計
1月3週 187,246 -74,223 543,062 656,086
1月4週 78,098 -20,069 425,234 483,263
1月5週 48,815 215,434 530,009 794,258
2月1週 -41,388 -52,052 369,317 275,877
2月2週 203,250 221,913 518,955 944,118
2月3週 316,542 -6,995 528,740 838,288
2月4週 -415,758 -271,506 -264,968 -952,232
3月1週 -93,105 -386,055 -390,040 -869,200
3月2週 -168,590 -176,672 -86,883 -432,145



 今週の上昇が一体誰によって持ち上げられたのか興味津々です。外国人投資家なら、今週のクロスは「だまし」のような形になり、上昇安心感が増します。一方で個人投資家なら、今後上下に波が荒くなる可能性が大です。

 またちょっと気になったのが、東証2部、マザーズでは既に外国人投資家が買い姿勢であることです。一方で法人が大量に売り越しですが、これは会計年度末に伴う損失確定 or 含み益の「清算」の必要がある分なのかも。

 過去のデータをしっかりと追っていないので想像の世界ですが、いつまでも新興市場の下げだけが止まらないのは、このあたりにも原因があるかも知れませんね。

 さてとついでに、金曜日は公募増資に伴うアドバンス・レジデンス投資法人(8978)のREIT買い日でした。REITは最近絶好調なので、そのまま行けるかと思ったのですが、最後は大幅安のザラ場引け。当日だけのインデックス買いは厳しいですね。ある程度前から仕込み、大引け前に売ってしまう作戦の方が、今は有効のようですね。(出典: Yahoo Japan Corporation.)




2007/3/21(水)

 有価証券報告書を法定提出期限までに間に合わないことが発表され、監理ポスト入りが確実視されているサイバーファーム(2377)ですが、私はどこか株式以外の場所で見たことがあるなーと思い、四季報の「本社 沖縄」を見てピンときました。きっこの日記の中でした。

 2006年2月2日の日記の最後の方にちらっと記載があります。QUICKリサーチネットには「エアードルフィンを子会社化」との記載があったので、JASDAQに上場しているサイバーファームに間違いないと思います。あらためて、このサイトの情報力のすごさに驚きを隠せません。

 その時にサイバーファームは「法的措置を含めた対応を検討」とリリースしていたのですが、その後はどうなったのでしょうね。

 四季報のサイバーファーム株主欄に、ゴールドマン・サックスの名がありますが、実態はかの有名な「タワー投資顧問」です。3/7日の追加購入により、保有比率は46.56%まで上昇し、過半数を占める勢いです。

 平均購入単価は 334,600円程度で、48億円程度の評価損です。これくらいのドローダウンは覚悟の上なのかもしれませんが、内心穏やかではないでしょうね。もしかして、明日またナンピンにチャレンジしたりして...。

 タワー投資顧問のファンドマネージャーの清原さん、今もしを突然退職(サラリーマンですから)した場合、後は誰がどう運営をするのだろうかと、余計な心配をしてしまいます。


2007/3/19(月)

 3/15(木)発売の四季報に書かれていた内容で、ある共通点がある6銘柄をピックアップしました(答えは最後に掲載)。クラレ(3405)だけが迫力不足ですが、その他の銘柄は寄付で買いを集めたことが分かります。

コード 社名 発売前日終値 発売日始値 上昇率
3405 クラレ 1252 1256 0.32%
4617 中国塗料 1024 1045 2.05%
5726 住友チタニウム 13970 14170 1.43%
6141 森精機製作所 2625 2685 2.29%
6767 ミツミ電機 3560 3710 4.21%
7974 任天堂 32500 33150 2.00%
平均 2.05%
参考 日経平均先物 16550 16740 1.15%

 3/15(木)発売で、なぜ書店が開いていない朝一番でも買いが集まるかといえば、四季報CD-ROMなどの予約者は、前日のうちに宅配されて届くからです。もっと言えば、前日昼頃には届きます。目立たない場所に「15時以降配達指定」と記載されていますが、事実上無視されています。「書店で買って」の段階で、残念ながら他の人より一歩遅れることになります。

 上記6銘柄と状況が似ている健康コーポレーション(2928)は、先週の新興市場の上昇率ベスト10に入っていました。四季報発売前日の1日チャートを見る限り、午前中に四季報CD-ROMを手に入れていたのではないでしょうか。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 ここまであからさまに上昇するのであれば、四季報CD-ROMを年間購読しても、たった1回で元は取れますよね(笑)。佐川急便の方と仲良くなり、できるだけ早めに配送してもらうのがGOODです。


--答え--
「絶好調」の用語が「表題」に使われている。この用語はオフィシャルガイドブックにも掲載されていない最上級のスペシャル用語のようです。



2007/3/18(日)

 ついにワンセグケータイを手に入れました。これでサッカーやドラマが電車帰りにじっくりと見ることができる...のは確かですが、私の狙いは別のところにあります。

 テレビ東京で、毎日11:00- と 15:30- から株式市況ニュースを放映しているのを録画予約して、お昼休みと、電車帰りにじっくりと見たいのです。ただ、録画には microSDカードが必要のようで、これを買ってからのお楽しみですね。

 ワンセグケータイの画面は小さくて見やすいとはとても言えないのですが、ケータイだけで録画&再生できるというのは魅力的です。とりあえず気になったものは全部録画して、後でちょっとした空き時間に見る... それが当たり前になる時がすぐやってきそうです。


2007/3/15(木)

 日発表された先週の投資部門別状況ですが、前回同様に大きく外国人投資家が売り越しました。円キャリーの巻き戻しと同時に外国人投資家が去ってしまっている状況です。そしてその売りを受け止めたのが、先週同様個人投資家です。

 先週のようなSQのある週は、外国人投資家の買いが減ることは統計上分かっていますので、その翌週にあたる今週に買いが復活しているかが、今後の株価を占う上で重要です。

外国人投資家の動向:
期間 TOPIX先物 225先物 株式(3市場) 全合計
1月3週 187,246 -74,223 543,062 656,086
1月4週 78,098 -20,069 425,234 483,263
1月5週 48,815 215,434 530,009 794,258
2月1週 -41,388 -52,052 369,317 275,877
2月2週 203,250 221,913 518,955 944,118
2月3週 316,542 -6,995 528,740 838,288
2月4週 -415,758 -271,506 -264,968 -952,232
3月1週 -93,105 -386,055 -390,040 -869,200

株式 投資部門別売買:
自己売買部門 外国人投資家 個人投資家
2007年2月4週 -344,452 -264,967 508,664
2007年3月1週 -176,781 -390,040 590,257

 いつものグラフです(参考:外国人買いは上昇トレンドのサイン?)。まだデットクロスしていせんが、今週それなりに外国人投資家の買いが入らないと、本当にデットクロスしてしてしまいます。



 最近「株価の変動が激しいのは個人投資家が短期売買を繰り返すため。長期投資をするような投資教育が必要だ」といった趣旨の記事をチラホラ見かけましたが、今回の急落は個人投資家の行動が原因ではありません。そういった主張をなさる方は、個人投資家にではなく、外国人投資家に対して短期売買しないよう投資教育して欲しいものですね(笑)。


2007/3/14(水)

 日経平均7,600円台の大底を経験した2003年4月以降、日経平均前日比で-3%以上の下落率を記録したのは過去11回あります。そのいずれもが、翌日は前日比プラスの結果を残しています。最近では、先日3/5日(月)の-3.34%で、翌日は1.22%の上昇でした。過去グラフを見てみましょう。赤色が3/5日(月)の分です。




 今日の下落率は前日比 -2.92%で、微妙に届いていません。つい先日2/28日(水)の前日比下落率は -2.85% で、やはり微妙に届かず、翌日は続落の -0.86% でした。明日リバウンドを狙いに行くかどうかは、悩みどころです。

 ポイントとして、前日比 -3%の壁が心理的に違いをもたらしているのかも知れませんね。それとも機械的なプログラムにより買いが入っているのか...。

 日経平均前日比 -3%を超える下げは、年に3度ほどある恒例行事です。同時に超短期の買いのチャンスを与えているようですね。


2007/3/13(火)

 「過去の下落パターンとの比較」のグラフデータを更新しました。2005年と同じ96%近辺で跳ね返されてしまいました。ここを簡単にブレイクしそうな勢いだったのですが...。うーん、ちょっと時間がかかるかも。




2007/3/12(月)

 いやぁ、びっくりしてしまいました。日興コーディアル(8603)が上場維持で監理ポストから外れるとの発表がありました。日経平均銘柄の入れ替えイベントを待っていたのですが、また次の機会ですね。

 しかし、こんな予想外の事が起こると、上場廃止を見込んで日興コーディアル株を早々と売却してしまったインデックスファンドの運営者は、今頃「相当ヤバイ」と感じているかもしれません。

 日経225をベンチマークにするインデックスファンドは、新規採用分の資金を用意していたでしょうから、素直にその資金で日興コーディアルを再び買えばいいので、まだ良いのですが、問題はTOPIX系です。

 TOPIXをベンチマークにしているファンドは、入れ替え銘柄用の資金は準備しなくて良いので、日興コーディアルの売却代金を既に他の銘柄に充当している可能性が大です。日興コーディアルのウエイトもそれなりにあるので、これ以上のトラッキングエラーを防ぐため、早めに買戻しする必要があります。

 じゃあその資金はどこから調達するのかといえば、他の銘柄を少しずつ売却して作るしかありません。

 こうなると、明日は同業他社の野村HD(8604)大和証券G(8601)を中心に、TOPIXのウエイトが高い銘柄は、売り優位で始まる可能性があります。日興コーディアルが素直に寄付けばあまり問題がないのですが、値がつかずに高騰すればするほど、他の銘柄が売られてしまいます。

 ...因みに、私は一度も証券会社に勤めたこともなければ、ファンドを運営したこともありませんので、この話は単なる妄想の可能性も十分あります。お気をつけあれ!

 明日以降、日興コーディアルの株価が上昇すると仮定すると、5%を超えている海外ファンドのうち1社が、いきなり「高値で売り抜ける」場面も出てくるかもしれません。こうなると、他のファンドの立場が弱くなり、更に株価が下がったりすると身動きが取れず、最後にはシティの言いなりに従ざるを得ない可能性もあります。

 今は海外ファンドは共同歩調のようですが、心の内は、自分が最後のババを引かぬように、いつ売り抜けるべきか、戦々恐々としているのかもしれませんね。


2007/3/11(日)

 もう既に日経平均採用銘柄の日興コーディアル(8603)の上場廃止は既定路線のようなので、これに変わる日経平均採用銘柄を予想してみます。掲示板日本証券新聞の記事を参考にしていますが、順位は単なる私の直感です。

 過去整理ポスト入りした銘柄の入れ替えタイミングから(参考: 日経平均候補銘柄の上昇を狙う!)、1-3営業日の市場取引後に採用される超短期決戦となるはずです。

本誌予想(笑) コード 銘柄 みなし額面(予想) 50円換算株価 コメント
8326 福岡銀行 50 1008 消去法により残る妥当な銘柄。もう既にかなり先回り買いが入っていそう。
8473 SBIHD 50,000 47.9 日本経済新聞社の好みではなさそうなところが難点。採用された場合も、ほとんど買いが入らないと予想されるので、妙味は薄い。
8703 カブドットコム証券 50,000 212 証券会社としては最適。三菱UFJがバックについていることも好印象。ただし、上場期間が短すぎる所が判断の分かれ目。
8628 松井証券 50 1162 ノーマークのために、採用された場合に祭りになる可能性あり。
  8615 三菱UFJ証券 50 1390 統合により上場廃止が分かっている銘柄を採用するとは思えないが…。
  8585 オリコ 50 159 ノンバンクは今まで無視された存在なので…。
  8591 オリックス 50 32950 本来なら大本命にもなりえるが、みなし額面換算で他の採用銘柄とバランスが取れず。

 今週もスキップしてしまった投資戦略ですが、まとまった時間があるときに連続して解析する予定ですので、気長にお待ちくださいね! また、面白ネタがありましたら、ご連絡頂けると嬉しいです。全てのリクエストにお応えできるかどうか分かりませんけれども。


2007/3/10(土)

 Amazonでいろいろ書籍を検索していたら、1998年の「NHK特集 マネー革命」の内容が、つい最近、文庫本となって出版されていることが分かりました。

 マネー革命(1)の表紙に写っているのは、上側がビクター・ニーダーホッファー(※)さんです。ジェイコムで有名になった B.N.F さんは、多分、このシリーズを見て、影響を受けたのだと思います。その下に写っているのは、その弟さんです。

3/11追記:
(※ 長尾さん -オプティマルfの翻訳者の方- のご指摘(どうもありがとうございます)により、ビクター・ニーダーホッファーさんの綴りは"Victor Niederhoffer" とのことで、最初は"V"です。B.N.Fさんは多少アレンジしたのかな?? それとも全く関係ない??)

 私はまだこの当時、株式投資をしていなかったので、なんとなく生放送で見た覚えがある程度でした。一度全シリーズのビデオを見る機会があり、ゆっくりと数日かけて見ようと思っていたのですが、冬のソナタ並に(笑)ぐいぐいと引き込まれて、全部を1日で一気に見てしまいました(計6時間くらい)。

 ピーターリンチとの関係、アジア危機、ブラックマンデーの裏側等々、本当にたくさんの見所があったのですが、特に覚えているのは、ビクター・ニーダーホッファーさんの弟さん(投資ファンドを運営している)のインタビューです。

金融市場では損するのは常に多数派です。ブローカ、法律家など手数料をとる人の儲けがどこから来ているか知っていますか? そのお金は多数派が損したお金なんです。取引所やローカルトレーダのお金もまた、多数派が損したお金なんです。私は多数派がやっていることは危険だと考えています。

 また、この時代から既に、アメリカでは、いわゆる「システムトレード」を行っていたんですね。私はそれを今追っているような気分です。遅れること9年(笑)。

 まだNHK特集「マネー革命」の時代に投資をしていなかったようでしたら、一度立ち読みでも構いませんので(笑)、眺めてみるのは楽しいと思いますよ。オススメです。

 


2007/3/8(木)

 本日発表された、先週の投資部門別売買状況ですが、外国人投資家の逃げ足も随分と早いことが判明しました(苦笑)。先週と全く逆の、1兆円近いものすごい売り越しです。これを吸収したのは、逆張り精神を発揮する個人投資家です。

外国人投資家の動向:
期間 TOPIX先物 225先物 株式(3市場) 全合計
1月1週 -484 99,361 -114,982 -16,105
1月2週 -79,779 -77,542 129,384 -27,937
1月3週 187,246 -74,223 543,062 656,086
1月4週 78,098 -20,069 425,234 483,263
1月5週 48,815 215,434 530,009 794,258
2月1週 -41,388 -52,052 369,317 275,877
2月2週 203,250 221,913 518,955 944,118
2月3週 316,542 -6,995 528,740 838,288
2月4週 -415,758 -271,506 -264,968 -952,232

2月4週の株式 投資部門別売買:
自己売買部門 外国人投資家 個人投資家
-344,452 -264,967 508,664

 いつものグラフです(参考:外国人買いは上昇トレンドのサイン?)。まだ上昇トレンドは継続中です。中長期の観点からは、まだいけそうです。しかし、なかなか一本調子になってくれず、常に投資家としての試練を与えられている気がしますね。




2007/3/7(水)

 今日も結局は日経平均マイナスで引け。寄付が高かっただけに下落度合いが目立ちました。今月もまたSQ前の水曜日は軟調でした(参考: SQ前の「魔の水曜日」を検証する!)。

 やっぱりクレディ・スイスが売っているのかと、ちょっとワクワク(笑)しながら手口情報を確認しましたが、今回は違いました。目立った売り手は存在しませんでした。

 なぜSQ前の水曜日は軟調なのかはっきりしませんが、裁定残とオプション、先物との清算に関わる動きがあるのかも知れませんね。「単なる偶然」という線も捨て切れませんが。

 さてと、再度過去の下落パターンとの比較です。これから2番底へ向かう可能性が高いですが、2005年のように踏みとどまる可能性もあり、はっきりと読み取れません。当面は為替とにらめっこでしょうかね。




2007/3/5(月)

 単なる偶然なのか、それとも高値から5%-7%下落したら機械的に売却される仕掛けがあるためなのか分かりませんが、下落の仕方は似てくるものなんですね。赤色が今回です(今回の下落パターンを、昨日のグラフから1営業日右にずらしました)



 今回は2004年と2005年の中間に位置します。そこで、2004年と2005年の株価推移パターンを1日チャートで見てみます。

 まずは2004年から。大幅に下げた翌営業日はさらに下げて始まりますが、そこから前日比近辺まで戻しています。その翌日は更に上昇しました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

2004年



 次に2005年ですが、大幅に下げた翌営業日は反発して始まり、更に上値をゆっくり追っていきました。その翌日も更に上昇しました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

2005年



 過去のパターンを踏襲するとすれば「明日は寄付買い」です。そして水曜日か木曜日に売り切るのが良いです。ただちょっと気になるのは為替が安定していないこと。円高が止まれば買い安心感があるのですが、ちょっと悩む所です。

くれぐれも、自己責任の上でご判断下さい。


2007/3/4(日)

 今回の下落は、かなり短期的なものと思っていたのですが、これが下げ止まりそうで、下げ止まりません。さらに為替も、ゆっくりと円高へ向かい、止まりそうで止まりません。ちょっと雲行きが怪しくなってきました。

 このままずるずると値下がりすると、気にかかってくるのは、いつのまにか毎年春に訪れている恒例の下落パターンにはまってくることです。過去の推移と比較してみます。このままのリズムでは、一番下落幅が大きくなりそうなのは火曜日。高値からの下落度合いから見れば、月曜日も要注意です。



 中長期的には、株価は上昇トレンドだと思っているのですが、短期的に見るとグラフのように、さらに下押しする調整も考えられます。長期投資家はのんびりでいいのでしょうが、短期イベントにレバレッジをかけて楽しんでいる私にとっては、こういったリスクにも対処する必要があります。

 こういったリスクを振り払って、明日「押し目買い」して「株価急上昇」で「気分最高」という楽観的シナリオを描きたい。そんな気持ちは、私の中に十二分にあるのですが、株式市場は毎日開いていますので、今回逃しても、また次の機会があります。

 そういえば、マーケットウィナーズで、フィスコの岡崎さんが、2月末というタイミングから、ヘッジファンドの解約に伴う売りではないか(ヘッジファンドを解約するには1ヶ月ほどかかる)。といった面白い視点からの話もありました。

 今回、一体何が引き金になったのかは分かりませんが、これから株価急落シナリオも準備しておいた方が、あわてなくて済むと思うのです。 杞憂に終わったとしても、それはそれで良いことですから。


2007/3/1(木)

 先週の投資部門別の売買状況は、やはり外国人買いが旺盛でした。長年の節目(TOPIX 1,800近辺)を抜いてきたのも、十分うなずけます。

期間 TOPIX先物 225先物 株式(3市場) 全合計
1月1週 -484 99,361 -114,982 -16,105
1月2週 -79,779 -77,542 129,384 -27,937
1月3週 187,246 -74,223 543,062 656,086
1月4週 78,098 -20,069 425,234 483,263
1月5週 48,815 215,434 530,009 794,258
2月1週 -41,388 -52,052 369,317 275,877
2月2週 203,250 221,913 518,955 944,118
2月3週 316,542 -6,995 528,740 838,288

 いつものグラフです(参考:外国人買いは上昇トレンドのサイン?)。こんな勢いがあり、円高もそれほど進まなかったので、今日は簡単に切り返して上昇するかと期待していたのですが、そうは思い通りにいきませんね。まだふるい落としの範囲内だと思っているのですが、さて。




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