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![]() ![]() ![]() 2006/8/31(木) この所ずっと、右肩上がりのユーロ高傾向であることが、ニュースで報道されています。日本の金利が超低空であることと、ユーロの金利上昇局面による影響が大きいようです。実際にグラフをみて見ましょう。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() ところで、この話、どこかで聞いたことありませんか? そうなんです、1年前の円とドルとの関係にそっくりです。そして昨年のこの時期あたりから、急速に外国人投資家、特に北米地域からの買い越し額が増加しました。(出典: 東京証券取引所) (2005年 単位千円)
ということは、今後欧州地域から、日本株を購入する勢いが加速する可能性もあります。今日の急上昇も、欧州地域からの買いが入ったと考えることもできます。 さてここからは私の推理です。実際に現場を知らないため、全く勘違いなことを言っているかもしれません。それを念頭に読んで下さい。 どうしてドル高やユーロ高の時に、外国人投資家が日本株を買うのか不思議と思われるかも知れません。しかしながら通常、ファンド等が海外の株式を購入する場合、現地通貨に両替すると同時に、円売りユーロ買い等の為替先物でヘッジをかけるため、為替変動のリスクは抑えてあります。 この場合、もし株式が上昇すれば、株で得るお金と、為替先物の金利差で得るお金とで、ダブルで収入が入ります。ここで重要なのは、ゆっくりとユーロ高が進む所です。ユーロ高方向であれば、為替先物に証拠金を追加する必要がないからです。 さらにもっと効率を上げるのであれば、レバレッジを効かせて、先物買いで勝負に出ることでしょう。最近の先物主導の上昇はその表れではないでしょうか。もちろん「日本株はまだ上昇余地がある」と、欧州の投資家が考えていることが前提ですけれども。 もう少し話を進めると、何らかのきっかけでユーロが急落すると、大量の売りが発生する可能性があります。 為替先物に証拠金を追加するか、ポジションを軽くするか迫られるため、その分に応じた株式を売るためです。この仕組みについては、昨年12月の投資戦略「「金(きん)」で、日経平均が下がった!?」で解説した通りです。 この話が真実に近づいているかどうかを調べるには、8月の「海外投資家地域別株券売買状況」をみると良さそうです。ちょっと先になりますが、9/20日になればある程度が分かるかも... とここまで書いたものの、欧州投資家が先物を中心に買っていたら、ここに現れない可能性がありますね。「投資部門別 株価指数先物取引状況」も一緒に見る必要がありそうです。 さて先週の投資部門別状況ですが、外国人投資家が再び売り越しに転じました。相場が調子が良い時も、悪い時も、主導しているのは外国人投資家なんですねぇ。まだまだ相場は不安定です。待ってますよ、欧州投資家(笑)! 話が変わって、昨日、今日とインデックス関係の売買がありましたので、フォローアップしましょう。まずはTOPIX買いから。(出典: Yahoo Japan Corporation.) パル(2726) ![]() ハイデイ日高(7611) ![]() 両社共に、ウェイトが大きいわけではなく、同じ日に2銘柄だけ対象だったので、ちょっと厳しいかなぁと見ていたのですが、その通りになってしまいました。来月は銘柄数が多いので、もう少し多めに期待していいのではないかと思うのです。 今日は、MSCI の調整、S&P Japan 500、FTSE調整 と小さいながらも重なった日でした。まずは MSCI から。上昇率はいまいちですが、それなりに買いがしっかり入っています。(出典: Yahoo Japan Corporation.) 三和シヤッター工業(5929) ![]() グッドウィル・グループ(4723) ![]() 京成電鉄(9009) ![]() 次にS&P Japan 500です。良品計画(7453)は動きが鈍かったのですが、SBI(8473)は活況でした。今後も要注目です。(出典: Yahoo Japan Corporation.) 良品計画(7453) ![]() SBI(8473) ![]() そして最後に FTSE調整です。買いが入ったのか、あまり良く分からないです。(出典: Yahoo Japan Corporation.) 東急建設(1720) ![]() ![]() 2006/8/28(月) 25日のヤマハ(7951)に引き続き、今日は松下電器産業(6752)が、銀行等保有株式取得機構分(+α)の株式売却を発表しました。 「銀行等保有株式取得機構」とは何か? については、今日の「虎年の獅子座」さんのコメントにもあったのですが、詳しい情報は、大和総研のページにありますのでそちらをご覧ください。 ざっくり言ってしまえば、株式が低迷した時期に「銀行等保有株式取得機構」と「日銀による株式の買い取り」で、その当時の買取価格で「6兆円程」を保有しています。 その当時、東証一部の時価総額は「250兆から300兆円の間」を行き来していたので、実に株式の2%程度が買い取られていたことになります。今だと10兆円程度に該当します。その株式分がこれから、市場へ放出されることになります。 昨年後半の株価高騰でリード役を果たした外国人投資家が、昨年買い越しした額は約10兆円でしたので、これを丸ごと飲み込む金額です。 ニュースリリースで分かったのですが、「銀行等保有株式取得機構」の株式の名義は「日本トラスティ」のようです。また、2007年10月以降に放出される「日銀による株式の買い取り」分の株式名義は J_Coffee さんのページから「日本マスター」のようです。 2006年は「日本トラスティ」、2007年後半からは「日本マスター」が大株主に掲載されている銘柄は、売り出しによる需給懸念が今後も出そうです。 とはいえ、東証一部の大型株は大抵該当してしまうでしょうから、避けようと思っても、避ける先が小型株や新興市場株になってしまいます。今後の日本株の上値を抑える大きな壁になりそうです。 この件について、以前から情報を頂いていた龍さんに感謝致します! ![]() 2006/8/27(日) 秋といえば、一年間待ちに待った日経平均銘柄の入れ替えの大イベントがやってきます。その他にも、規模は小さいですが、たくさんのインデックスイベントが待ち構えています。自分で忘れないためにも、ここ2週間以内にやってくるイベント日程と注目銘柄を記載しておきます。(参考: 日本証券新聞社)
![]() 2006/8/24(木) 先週は、日経平均で500円近く急上昇した週だったのですが、その理由はやはり外国人投資家の存在が大きかったようです。相当の額を買い越ししていました。こんなに大きく買い越ししたのは、約4ヶ月半ぶりです。相場をリードするのは、まだまだ外国人投資家のようです。 いつものように「TOPIXの上昇率」と「東証一部の時価総額に対する外国人投資家買い越し額の割合を、13週と26週の平均移動で表示」したグラフを見てみましょう。今週の急回復により、ゴールデンクロスが一気に間近になりました。ここを突き抜けてくるようであれば、より「買い」に比重を多く置けますね。(参考: 外国人買いは上昇トレンドのサイン?) ![]() そういえば、貸借銘柄として昨日立会外分売を行った神鋼環境ソリューション(6299)ですが、今日の寄り付きで売った場合には、わずかながら分売価格割れとなってしまいました。最近の落ち着いた相場環境であれば「プラスになって当たり前」くらいなのですけれども。 一方で、優待銘柄の上昇は波に乗ってきたようで、9月優待の人気銘柄、魚力(7596)、カゴメ(2811)あたりは、今日もまた、最近の高値を更新しています。今のところは素直な株価推移です。 優待銘柄の話ついでとして、それはないでしょう! というのが、アールビバン(8523)。優待日まであと1ヶ月半を切った8/18日に、「9月は優待止めます」というのはねぇ。ホテル宿泊者がかなりの人数になったので、慌てたのでしょうけれど、もう少し余裕をもってアナウンスして欲しいです。 逆に、嬉しい方で、それはないでしょう! というのが、ビックカメラ(3048)。優待権利日最終日まで残り4営業日しかない段階で、8月の優待発表というのはねぇ。どこまで周知されているのでしょうか(明日が最終日)。もう少し前の方が株価に効果あったのでは? ![]() 2006/8/22(火) 少々奥まったページに掲載されているので、気づきにくいかも知れませんが、昨日発売した日経マネー10月号 私は「日経マネー」と「ZAI」は、毎月欠かさず買っています。少々バイアスがかかっているかも知れませんが(笑)、日経マネー誌の「硬派」でもなく「軟派」でもない、程よさが気持ち良くて、一番好きなマネー誌です。 そしてインタビューにいらっしゃるどの担当者の方も、勉強熱心のナイスガイ、ナイスレディで、いつも気持ち良くお話させて頂いています。この場を借りて、感謝致します。 最近思うのですが、上昇相場、ボックス相場、下落相場 のすべてにフィットする投資法というのは難しく、それぞれの相場に合わせて投資法を選ぶのが良いのではないかと。 夏は夏の気候に合った服装、冬には冬に合った服装があるように、その相場局面に合わせて、引き出しの中にある適切な投資方法を選択するのです。夏に冬の服装をしたら、自分が参っちゃいますからね(笑)。 上昇相場と、ボックス相場には、有効なイベント投資法がそれなりにあるのですけれど、下落相場時に有効なイベント投資法が手持ちに少ないので、もう2-3増やしたいです。 そういえば久々に、貸借銘柄の立会外分売がありますね。今の相場局面では有効な投資法のはずなのですが、さて結果やいかに。 ![]() 2006/8/21(月) いつの間にやら私、証券会社の口座を9社分、開いていることに気が付きました。これが多いのか、少ないのかは分かりませんが、引越しした場合には全部に申請書を書かなければならないかと思うと、引越しする気力がなくなります(笑)。 私がメインに利用しているのは、E*Trade で、売買手数料や信用金利が安いことが主な理由なのです。でも最近、手数料が高いにも関らず、頻繁に使い始めた証券会社があります。それはカブドットコム証券です。 逆張りの「斉藤手法」もそうなんですが、「寄付買い(売り)」をしたいケースが多くあります。よく観察すると、朝方のうち、株価が寄付価格を割ることが圧倒的ですので「寄付価格より多少安い値段で指値ができれば、もっと利益が出るのに」と思っていました。相場に張り付くことができない私は、この分の利益は諦めていました。 しかしようやく最近、カブドットコム証券で、寄付(始値)をベースとした指値を事前設定できることを知りまして、この発注機能を利用すれば、寄付よりも、更に安く株を購入できます。よって、手数料が多少高くても、その分はカバーできます。 もちろん、始値より安くならずに約定せず、そのまま機会損失になってしまう可能性はあるのですが、最近は値動きの荒い相場でもあり、めったにお目にかかりません。 こういった、いろいろと便利な発注機能が備わった証券会社が増えてほしいものですね。多少手数料が高くても使いますよ! ![]() 2006/8/17(木) 先週の「投資部門別売買状況」ですが、今週の上昇局面のエンジン役とみなされていた外国人投資家は、先週の時点で、意外と動いていません。買い越しであることには変わりはないのですが、額はそれほどでもないのです。 去年の7月時には、外国人投資家がかなりの割合で買い越しを進めていたのですが、それに比べて迫力不足です。指数ベースで年初来高値を抜けるような勢いはまだ見えません。まあそれでも、3月-4月にかけて以来の「3週連続買い越し」が達成されたので、いい方向に向いているのは確かです。 そして、虎年の獅子座さんのサイトを見て、ようやく気が付いたのですが、明日の早朝にMSCIの四半期発表があります。この四半期に大きいIPOはなかったので、新規採用には動きがないと思います。一方で、「ベースとなる株数」や「浮動株割合」については、大規模公募が相次いだので、変更があるとは思います。 ただ、この発表は一般の人に開示されません。日本航空(9205)は間違いなく該当すると思うのですが、実は臨時で既に調整済みなのかもしれません。私からはチェックすることができません。 MSCIは、5月の定期入れ替え時や、大きめのIPOがあった四半期あたりは狙えるのですが、それ以外はどうも手出しができません。ちょっと残念。 ![]() 2006/8/15(火) 9月といえば、日経平均銘柄の入れ替えの季節です。イベント(コバンザメ)投資家にとっては、「超」がつく程のビックイベントです。インデックス買いが強烈に入ります。 昨年は、自力で日経平均入れ替え銘柄を予想していたのですが、大ハズレでしたので、今年から方針を変え、各証券会社のレポートを参考にして、それに乗っかることにしました(笑)。 それでは、有力な採用候補と除外候補について掲載します。採用候補については、採用された場合の寄与度順位、除外候補は、現在の寄与度順位も一緒に見てみましょう。株価は本日(8/16)のものを利用しています。まずは採用候補から。
もしヤマダ電機(9831)が、「50円のみなし額面」で採用されたら、文句なく日経平均寄与度、第1位です。発表から採用までには、かなり株価は上昇するでしょう。逆に言えば、日本経済新聞社としては、採用しにくい(採用したくない)銘柄です。 セガサミー(6460)、東宝(9602) の場合も、それなりの寄与度が発生しますので、上昇が期待できる銘柄です。東急不動産(8815)は、まあ、そこそこ、といった感じです。 一方で、SBI(8473) は、寄与度がほとんど無視できるほどなので、最終日の買いはほとんど「ない」と思います。逆に言えば、日本経済新聞社としては、採用しやすい銘柄です。 次に除外候補です。
ここで挙げた銘柄は、東映(9605)がやや大きめではあるものの、それほど株価に影響しないと思います。先回り売り分で打ち消されてしまう可能性が大きいです。 逆にここで挙げた銘柄が「除外されなかった」場合、その後の上昇が期待できるかもしれません。昨年は東邦亜鉛(5707)が有力な除外候補だったのですが、除外されないと分かってからは、資源株の上昇にも乗って、あれよ、あれよと、株価が4倍までに達しました。 いよいよ待ちに待った年に一度の大イベント。どうやって楽しみましょうかね! ![]() 2006/8/13(日) 7/17日以降、ここでも何度か取り上げている、「斉藤方式」 自分の過去記事を眺めていたら、"「業績の下方修正」を切り抜けろ!" といった投資戦略を発表していたことを思い出しまして、調査結果、5-7営業日でようやく下げ止まることが記載されていました。 ということは、あまり無責任なことは言えないのですが、おおよその目安として「業績下方修正銘柄の逆張りは、とりあえず5-7営業日、我慢する」と覚えておくと、多少は精神的に楽になりそうです。 また、先週公開しました投資戦略「落ちるナイフは計画的につかみ取れ」について、日経平均先物を利用した場合の結果を追記しました。この逆張り手法は、圧倒的な勝率を誇るのですが、その代償として、相当の含み損(ドローダウン)に耐えるだけの精神力と資金力が必要です。 つまり「逆張り」は資金力がない人が実行すると、途中で「すっからかん」になってしまう可能性が高い投資法です。資金配分には細心の注意が必要です。 ![]() 2006/8/10(木) 木曜日、いつもの「投資部門別状況」ですが、ようやく相場上昇期の見慣れた形になってきました。「外国人投資家が買い越し」となり「個人投資家の現物が売り越し」で「個人投資家の信用が買い越し」。まだちょっと外国人投資家の買い額が薄いですが、いい感じです。 ちょっと変わった所では、東証2部(マザーズ含む)で、投資信託が大活躍している所です。先週は個人も外国人投資家も売り越しでしたが、それを投資信託が吸収しています。新興市場の反発は、投資信託のおかげなんでしょうかね? そういえば、ある方から7/14日設定の「大和新興企業株ファンド」が435億円もの資金を集めたとの話ですので、その影響もありかも。新規設定ファンドを追っかけると、短期的な市場の動きが多少は読めるかもしれませんね。 また、優待銘柄についても相場上昇期の形が見えてきました。6月、7月優待銘柄は値動きが荒く、少々難しかったのですが、8月の優待銘柄のうち、どん(8216)と、リンガーハット(8200)が典型的な動きを見せています。個人投資家も戻りつつあるようで、9月銘柄も優待銘柄を狙えそうな雰囲気です。 リンガーハット(8200) ![]() ![]() 2006/8/7(月) 先週の金曜日は日本航空(9205)、今日は明治乳業(2261)のFTSE買い日でした。何はともあれ、一日チャートを見てみましょう。(出典: Yahoo Japan Corporation.) 日本航空(9205) ![]() 明治乳業(2261) ![]() どちらも引け際に出来高が多くあり、買いが入ったことが伺えます。とはいえ、日本航空(9205)は分厚い板に阻まれ、明治乳業(2261)は今日の市場の流れそのままで、反発するまでには至りませんでした。 FTSE買いは間違いなく存在するのですが、最近銘柄予想が出始めている「日経平均買い」には遠く及ばす、「TOPIX買い」や「MSCI買い」よりも細いです。7/27日に、日本航空(9205)のTOPIX買い日と重なって忘れ去られたエルピーダメモリ(6665)の時のように、単独ではなく、複数の買い銘柄に囲まれて、目立たない時がチャンスですね。 ![]() 2006/8/6(日) どの雑誌で拝見したのか覚えていないのですが、ジェイコム株で有名になった B.N.F. さんが「暴落する時にも一気に落ちずに、所々反発する場所がある。そこを狙う」といったことを話していた記憶があります。 今回の投資戦略「落ちてくるナイフは計画的につかみ取れ!」を作成していて気が付いたのですが、バブル崩壊暴落時の1990年には10回もチャンスが訪れて、1度たりとも「買い」で負けていません。「逆張り」は暴落時でも威力を発揮します。B.N.F. さんの言ったことが証明されたようで、驚いています。 この方式を紹介している斉藤さんから「同じようなことをやっている人が最近増えて、買い付け条件が成立した翌日の寄付きが高く始まるんだよね」「でも大丈夫。多くの投資家は市場暴落時に退場するから、また元に戻るよ」といった旨をお聞きしました。それだけ資金管理が重要となる投資方法です。しっかりと胸に刻んでおいてくださいね! ![]() 2006/8/3(木) 木曜日といえば、毎度気になる「投資部門別売買状況」ですが、先週は相当動きがありました。東証1部では、外国人投資家が大幅買い越しに転じ、その分、個人投資家が大幅に売り越しました。 いつものように、「TOPIXの上昇率」と「東証一部の時価総額に対する外国人投資家買い越し額の割合を、13週と26週の平均移動で表示」したグラフを見てみましょう。ようやく底入れの気配です(参考: 外国人買いは上昇トレンドのサイン?) ![]() また、東証2部とマザーズは、個人投資家だけが投げ売り状態です。それを外国人投資家、投資信託、事業法人といった所が吸収しています。個人投資家のセリングクライマックスに入った可能性もあります。 7月31日にご紹介した、バブル期と似ているチャートのアノマリと合わせて、買いについて、少しずつ取引量を大きくしていっても良いかも知れません。 ![]() 2006/8/2(水) 日本証券新聞の方から、7/31日に「S&P Japan 500 のインデックス買い」が発生したらしいことを教えて頂きました。今まで全くのノーマークだったインデックスです。追加銘柄はニトリ(9843)で、除外銘柄は、すかいらーく(8180)です。早速ニトリ(9843)の一日チャートを見てみましょう。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() 確かに大引けに買われた形跡があります。一体いつから S&P Japan 500 のインデックス買いが発生していたのか、過去を追ってみました。一番近い所では豊田通商(8015)があります。日経平均も同時期に入れ替えがあったのですが、日経平均の基準日は3/27日で、こちらは 3/31日です。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ![]() 微妙なのですが、ちょっとだけ買われた形跡があります。もう少し過去を探すと、昨年の9月まで遡るのですが、それらの銘柄について一日チャートを見ても、大引けで買われた形跡は全くありませんでした。 REIT買いについても同じような傾向があって、ずっとREIT買いは見られなかったのですが、ある日突然に大引けのREIT買いが盛んになりました。もしかして、S&P Japan 500 は今後の期待の星かも知れません。TOPIXの浮動株化への移行の時期に、いくつかのファンドが移行したのかも知れませんね。 因みに、この S&P Japan 500 について、浮動株数の変更による「インデックス買い」があったのかチェックしてみましたが、全く発生していないようです。 ![]() 2006/8/1(火) 本日から、私自身のサイトの夕凪通信と全く同じ記事を掲載するサイト(ミラーサイト)として、新規にブログページを開設しました。エンジュクさんのご協力を頂きました。ありがとうございます。名称は「夕凪のイベント投資日記」ですが、内容は一緒のものです。 過去の記事についても、エンジュクさんの方でブログ化のご協力をして頂けるとのことで、順次、過去の夕凪通信も掲載される予定です。ブログ化する時に、過去の記事をどうするかが課題だったのですが、これですっきりしました。 このブログサイトでは、過去記事を検索したりする場合に便利になるのではないかと思っています。ただし、掲載スペースの都合上、少々字が小さくなり、絵も小さく(サムネイル化され、クリックすると大きくなります)なります。 ブログとしてご覧頂くのが便利な方は、「夕凪のイベント投資日記」でどうぞ。 ![]() ![]()
ブログとしてご覧なりたい方は、夕凪通信のミラーサイトでどうぞ。 ![]() |