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dantotsu
リストマークいつまで続くか分かりませんが、こんな日記風のページを作ってみました。
リストマークくれぐれも、自己責任の上で判断してくださいね!

2004年11月


2004/11/30(火)

 (23:55) のっけからなのですが、お詫びと訂正です。昨日、「シンキ」のTOPIX買いは今日である旨の掲載したのですが、間違いでした。「昨日がTOPIX買い日」が正しいです。シンキの売買に参加した方、ごめんなさい。

 TOPIXの算入要領によれば、転換社債の場合、翌月末のTOPIX算入となるため、その前日がTOPIX買い日に相当します。この件は、読者の方からご指摘受けました。メールありがとうございます。今後もビシバシご指摘ください。

 ということで、今日は昇格銘柄のTOPIX買い日でした。全ての銘柄が引け際に急落すると予想しましたが、どの銘柄も、売り方と買い方が互角で、前日比であまり変わりませんでした。結局、勝利を得たのは、売り方でも買い方でもなく、売買手数料がたくさん入った証券会社となりました。

 正直この結果はくやしいです。時価総額とは関係ない動きでした。今月だけの特別な理由があるのか、またはTOPIX買い期待の投資家が少なかったため、投売りが出なかったのか(これが一番可能性あり)、それとも「時価総額と関係あり」とした結論は、仮定の域を出ていなかったのか... ちょっとまだ分かりませんが、これからも研究の余地ありですね。

 参考までに、今日のTOPIX買い対象の3銘柄について、一日のチャートを見てみましょう(出典: Yahoo Japan Corporation)。

ケネディ・ウィルソン・ジャパン


アルプス技研


東計電算


TOPIX買いについて、またいつか、精度の高い法則を見つけ出して、投資戦略として公表できればと考えています。


2004/11/29(月)

 (23:05) 明日はいよいよTOPIX買い日です。主なTOPIX買い対象の4銘柄について、時価総額を確認してみましょう。シンキは、対象となる転換社債分(25,247,524株)の時価総額です。

コード 銘柄 貸借 時価総額(百万円)
4321 ケネディ・ウィルソン・ジャパン 貸借 40,178
4641 アルプス技研 貸借 13,514
4746 東計電算 - 13,184
8568 シンキ 貸借 26,005

最近の傾向に沿うのであれば、時価総額240億を下回る、「アルプス技研」、「東計電算」は、引け際に急落し、翌日も下落します。「ケネディ・ウィルソン・ジャパン」や「シンキ」は、やはり引け際に急落しますが、翌日は上昇傾向になります。

皆様、この予想が当たっても外れても、笑顔でお願いしますね。私もこの予想に沿った投資をする予定ですので、その結果、同じ状況にいることは間違いないのですから...


2004/11/26(金)

 (23:55) 本日NTTが時間外取引で、800,145株、総額で3,665億円程度の自社株買いを行いました。普通の方には、なんてことはないニュースなのですが、TOPIX買いを狙っている人には大ニュースです。

 もし、この800,145株分を、株式消却(購入分だけ発行株式数を減らす)することになると、その株数分の調整によるTOPIX売りが発生します。

 最近のTOPIX買い日の推移は、時価総額で決まる傾向にあります。今月の昇格銘柄の時価総額は、それぞれ 130億から400億程度ですので、その十倍の規模です。注目せずにはいられません。

 しかしながら、株式を消却せず、社内保留の金庫株のとして持ち続ける可能性もあります。この場合、全くTOPIX売りが発生しません。

 ニュースリリースからは、「消却」するのか「金庫株」にするのかは分からなかったので、直接NTTのIR担当に電話した所、「まだどうするかは決めていません。今のところ、金庫株として保持します」との返事でした。うーん残念。

 先ほど、「虎年の獅子座」さんのページ を見ていたら、同じようなことが書いてありまして(記事がかぶりました)、どうやら、3月末に消却するのが例年のパターンとのことです。そうすると、4月末日にTOPIXの調整が入ることになります。

 消却したかどうかが判明するのは、毎月20日の引け後に東証で発表されるニュースで確認ができます。このニュースによって狼狽売りする人が出ると予想して、4/20日の終盤に、「信用売り」を仕掛けるのも面白いと思います。

 しかし、まだまだ先の話ですね。忘れてしまいそう。


2004/11/26(金)

 (1:10) 昨日(25日)は、TOPIX買い日の4日前でした。この4日前あたりで、対象銘柄に、中だるみが起きて、株価が下落する傾向にあるのは、以前にお知らせした通りです。

 実は、自分ですっかり忘れていました(笑)。TOPIX買い日の戦略ばかり考えていました.ので、全然気がつきませんでした。今日の昇格銘柄の下げを見て、あらためて思い出しました。

 だから、「今度はTOPIX買い日4日前に買いましょう」というつもりは毛頭ありません。都合上、どうしても今日のようなTOPIX買い日の4日前に対象銘柄を所持しなければならないこともあると思います。そんな時に、「そういえば、4日前あたりが一番下げるのだったな」と思い出していただけたら、狼狽売りに走ることなく、冷静になれると思うのです。


2004/11/24(水)

 (23:55) フィスコのニュースに取り上げられたのですが、転換社債によって株式化された割合が大きいシンキ(8568)が値を上げてきています。期待されているのは、今月末の転換社債分のTOPIX買いです。

 TOPIX値は、一部昇格銘柄ばかりではなく、毎月20日に東証で発表された株式数に沿って、月末に調整されます。時間がありましたらシートをよく見て頂きたいのですが、シンキは先月、25,247,524株、株式転換されたことが記載されています。以前の株式数は、45,030,000 でしたので、なんと56%も株式が増えたことになります。

 従って、TOPIX買いを期待できそうなのは理解しますが、気をつけてくださいね。以前からも取り上げていますが、過去の経験上、時価総額で240億を超えないと、目立ったTOPIX買いが出ません。

 現在のシンキの株価は 914円ですので、転換された株式分の時価総額は、914 x 25,247,524 = 230億 となり、TOPIX買いが目立たない額の範囲です。今後株価が上昇して 240億を超える可能性もありますが、いずれにせよ、最終日の上昇はあまり期待しない方が良いと思います。

 因みに、この銘柄は「信用売り」可能です。最終日は、そっちの方が面白い気がします。


2004/11/23(火)

 (22:48) やっぱり シルク・ドゥ・ソレイユ の演劇は楽しいですね。アレグリア2を見てきました。日常の疲れを忘れ、ただひたすら楽しめます。

 シルク・ドゥ・ソレイユの演劇の中では、ラスベガスのベラッジオで行われている「O(オー)」が最高であることは間違いありません。4年程前に、初めて見たときには衝撃的でした。目の前で夢とも現実とも判断がつかないファンタジーが、現実に展開されているのですから。

 会場の入り口で、途中で食べようと思ってビスケットを買ったのですが、手に取ったまま、ショーの最後まで食べることを忘れてしまいました。それくらいすごかった。そして最後には会場全員が総立ちのスタンディングオペレーション。

 この「O(オー)」に刺激を受けた演出家も多いはずです。宇多田ヒカルの旦那様である、紀里谷和明さんも、間違いなく受けています。彼の演出は、「O(オー)」からヒントを得たのではないかと思えるシーンがたくさんあります。

 ラスベガスに行ったら必見のショーです。ラスベガスのショートしては珍しく、当日チケット買うにはキャンセル待ちしかありませんから、事前に予約するほうが良いです。あとは、必見ショートして、手品のランスバートンもお勧めです。

 ところで日本ではカジノ法案は可決されるのでしょうかね。法案が国会に提出され、可決の見込みが立ったら、やっぱりアルゼ(6425)を中心とした娯楽機製造メーカが上昇すると思って、たまに法案の提出状況をチェックしているのですが、ありませんねぇ。

 日本のどこにカジノができても良いのですが、シルク・ドゥ・ソレイユ か、それ以上のエンターテイメントを誘致して欲しいものです。


2004/11/23(火)

 (2:25) 11/22日は イー・アクセスのTOPIX買い日でした。ほぼ予想通りの展開でしたが、大引け間際の値下がりは意外と持ちこたえました。確認のために、一日のチャートを見てみましょう(出典: Yahoo Japan Corporation)。



 今後の「1,360億」規模のTOPIX買い需要の参考となるチャートです。下げがきつくなかったので、11/24日は前日終値近辺(108,000円)で収まりそうな気配です。

 ただし、私の予想はよく外れるので、気をつけてくださいね。


2004/11/21(日)

 (0:18) 妻に連れられて、日本橋の高島屋で韓流展に行ってきました。いやーすごい熱気と人数。ほとんどが30-60代女性と思うのですが、目つきがマジです。展示してある普通の映画やドラマのポスターをバシバシカメラで写していました。

 この現象は、株式にとっても影響が有りそうです。レンタルビデオ店に行けば、一番良いポジションで、ドラマのレンタルがあり、「冬ソナ完全版」「夏の香り」を見たいがために、BSチューナを購入したり、WOWOWに加入したりする人もいます。韓国ツアーは満席が多いと聞きます。

 韓流によって、好影響を受ける企業を探すのも面白いかもしれませんね。


2004/11/20(土)

 (1:32) 12月東証一部昇格銘柄が発表されました。今回は3銘柄です。それぞれの時価総額を記載すると以下の通りです。

コード 銘柄 貸借 時価総額(百万円)
4321 ケネディ・ウィルソン・ジャパン 貸借 39,639
4641 アルプス技研 貸借 13,663
4746 東計電算 - 13,174

 今回はすごく小粒です。以前の研究結果では、時価総額240億以下は、インデックス買いから無視される傾向にあります。アルプス技研、東計電算は、TOPIX買い日下落する可能性が高いです。当日のアルプス技研の「信用売り」が良さそうです。

 今年中は、TOPIX買いの機会がたくさんあります。詳しい日程は「先回り計画」で見て頂きたいのですが、11/22日は、イー・アクセスのTOPIX買い日です。それから、NTT都市開発、エルピーダメモリ、国際石油開発と続きます。楽しみです。

 イー・アクセスの時価総額は、1360億と結構あります。このあたりの時価総額の場合、TOPIX買い日は、引け際に下がるものの、前日比とほぼ同程度で終了し、翌日に少々上昇するパターンが多いようです。イー・アクセスは信用売りできない銘柄ですので、引け際の下落を期待して、買えたらラッキーの値段で指すのが最も安全運転です。

 イー・アクセスは、中規模な時価総額ゆえに、値幅の動きが限られるような気がします。短期投資は難しいかもしれませんね。


2004/11/19(金)

 (3:24)ちょっと試しにこんなページを作ってみました。株の話ばかりでなく、日々のもろもろの出来事について、気ままに記載しようと考えています。そのうち一つでも、皆様のためになる情報を提供できたら、これほど嬉しいことはありません。

 子供の頃は、夏休みの宿題日記は最終日に一気に書き上げるタイプだったので、いつまで続くか自分でもわかりません。不規則更新する可能性が高し。突然ページがなくなることもありえます。

 MSCI Standard Index Japan では、予想通りに、採用銘柄、除外銘柄がありませんでした。どうやら武富士も、浮動株調整が入らなかったようです。MSCI Standard Index USA では、検索サイト Google が採用されました。USAでも、大引け間際の上昇はあるのでしょうかね? 興味津々です。

 話を元に戻して、MSCI Standerd で、浮動株調整があった銘柄については、MSCI のWebサイトで公表されていません。MSCIと契約している所でないと、手に入らないとのことです(by 虎年の獅子座 さんのページより)。

 次回のMSCIの四半期調整は 2005年の2月です。ここではほぼ間違いなく、武富士の浮動株調整(FIF)があるでしょう。武富士の場合は、浮動株パーセンテージの変化(15%以上)および、時価総額の変化(USD 500ミリオン)の両方で四半期のガイドラインに引っかかります。

 国際石油開発は、ちょっと微妙です。新規公募の一般募集分で 1350億円程度。今後株価で6320円を超えるか(USD1=105円換算)、株主の売却により浮動株を増やすかすれば、四半期のガイドライン( USD 1,500ミリオン) を超えます。

 次回のMSCIの四半期調整は、ちょっと面白いかも。

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