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2007年1月


2007/1/31(水)

 今日で1月の相場が終了しました。そこで毎月恒例で行っている「似ているチャート」について、今月も引っ張ってみます(笑)。日経平均とJASDAQ平均です。日経平均は高値をなかなか抜けない。

日経平均 1986年(バブル前夜)〜

日経平均 2005年〜


JASDAQ平均 2000年(ITバブル崩壊後)〜

JASDAQ平均 2006年〜


 今日は、日経225採用銘柄の日興コーディアル(8603)が、裁定で売るに売れずに、先物がヘッジ売りされたのでしょうかね... 前回の日興コーディアル(8603)がストップ安した時にも同じように売られていました(参考: 日本証券新聞)。

 本日のエグイチャートを。春日電機(6650)です。最近値下がりが激しいバナーズ(3011)関連銘柄のひとつです。バナーズと信用取引を使った株式持合いによって、値下がりにより損害を受けました。その損害を穴埋めとして、なんと下限100円まで修正可能なMSCBを発行決議しました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 株式を信用で持ち合いしているなんて恐ろしい...。こんな結果になったのは経営陣の判断に責任があると思うのですが、ちょこっと謝っただけで、その尻拭いを全て株主に押し付けるのもねえ。

 バナーズ(3011) もそうなのですが、春日電機(6650)は、最近の「斉藤手法」にひっかかった銘柄のひとつでした。私も少々持っていたので、その推移をじっくり見ることができました(泣)。

 「斉藤手法」は見返りが大きいですが、こういったこともあるのも事実。過去の統計データに従って、少なくとも信用10銘柄以上同時サインが出るときにだけ限ればよかった... と今更ながら後悔。まあそれも勉強。次にチャレンジです。

 つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの (by みつを)。


2007/1/30(火)

 本日は様々なTOPIX買い日でした。結果をみてみましょう。

TOPIX採用
コード 銘柄名 ウェイト(bps) 当日終値 前日比 VWAP比
4665 ダスキン 2.06 1870 -3.91% -3.17%
5440 共英製鋼 0.85 2920 0.00% -0.10%
8993 アトリウム 1.57 3830 -2.30% -2.68%
6413 理想科学工業 0.91 2545 -1.36% -0.62%
9938 住金物産 0.76 525 -2.96% -3.38%
3774 IIJ 0.97 445000 -0.67% -0.90%

ダスキン(4665) (出典: Yahoo Japan Corporation.)


TOPIX Core30 採用
コード 銘柄名 当日終値 前日比 VWAP比
2914 日本たばこ産業 576000 -1.03% -0.52%
5411 JFE HD 6680 -1.76% -1.28%
7974 任天堂 34850 1.75% 0.18%

TOPIX 500 採用 - 注目銘柄(東証)
コード 銘柄名 当日終値 前日比 VWAP比
4528 小野薬品工業 6080 -0.49% -0.10%
9783 ベネッセコーポレーション 4700 -0.21% -0.15%

 前日比からも、VWAP比からも、かなり反対側に振れたことが分かります。唯一プラスだったのは Core30 の任天堂(7974)だけで、大和総研で取り上げられていた TOPIX500 銘柄の 小野薬品工業(4528)ベネッセコーポレーション(9783) も買いが入らず、大証では更に値段が下がっています。

 TOPIX買い銘柄を当日だけ参加するのは辛いですね... 前日までの上昇で売ってしまうのが今のところは良さそうです。

 あと、チャレンジャーな方は、日本で適用するのではなく、中国やベトナムなど、発達しつつある市場で狙ってみるのも(買えるのであれば)良いかも知れません。最近、中国上海市場では、指数の入れ替えに余裕を持たせるなどの対応を始めたようですが。



2007/1/29(月)

 東日カーライフグループ(8291)は、遅れていた半期報告書を1/15日に提出し、その9営業日後の先週の金曜日、監理ポスト解除となりました。今日が解除後の最初の取引日です。一日チャートを見てみましょう。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 一気に「アク抜け」になって急上昇です。ただ、以前にお知らせした「監理ポスト、整理ポスト銘柄で勝つ!」にありますように、虚偽記載系によって監理ポスト解除となった銘柄は、初日に急騰すれど、結局は元の株価に戻るパターンが大半です。

 虚偽記載系ではないのですが、先週監理ポストを解除されたセシール(9937)ビーピー・カストロール(5015)も、解除日以前へと株価が戻りつつあります。監理ポスト解除時には売りから入るのが王道のように思えますが、市況は上昇機運。信用倍率は既に1倍割れ。今回も下落してくれますかね...

 虚偽記載系によって監理ポストに指定された企業は、訂正報告書を作成し、提示できたら、1-2週間程度で監理ポスト解除というのが大体の目安のようです。そういった意味では、大氣社(1979)日興コーディアル(8603)は、まだ提示できていませんので、急騰期待まで、もう少しかかりそうです。

 さて明日はもろもろのTOPIX買いがあります。TOPIX Core も含め、入れ替え銘柄数も多いので、通常なら期待できるのですが、最近のTOPIX買いはボロボロ。明日くらいは、久々に期待したいものですが...


2007/1/27(土)

 昨日は、石川島播磨重工業(7013)の公募によるTOPIX買い日でした。1日チャートをご覧下さい。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 「TOPIX買い」の影響と「重厚長大の上昇」が相乗効果となってか、年初来高値の大幅高(前日比 4.3%)になりました。TOPIX Core30 の入れ替えが控えている JFEHD(5411)もガンガン値を上げています。

 最近の傾向として、「公募」や「売出」を発表した銘柄が、発表時翌日には値段が下がれど、それ以降は値を上げ、石川島播磨重工業(7013)京阪電気鉄道(9045)スルガコーポレーション(1880)といった貸借銘柄の売り方は超苦戦です。

 こういった所からも「市場の強さ」を伺うことができます。今の状況では、以前ご紹介した「公募・売出なら貸借銘柄を狙え」の「(ネット証券における)応募最終日に、公募価格を2%上回っている銘柄は応募」といった戦略が有効のようです。


2007/1/25(木)

 先週はずいぶん株価が上がった週だったのですが、やはりと言うべきか、大量の外国人買いが入っていました。1月の1,2週のマイナスを軽く吹き飛ばす分だけの買い越しです。

期間 TOPIX先物 225先物 株式売買(3市場) 全合計
11月3週 -272,938 22,216 65,158 -185,564
11月4週 -333,969 -2,901 57,627 -279,242
11月5週 65,034 -98,014 324,525 291,546
12月1週 121,755 -207,793 591,842 505,804
12月2週 220,811 27,734 524,141 772,687
12月3週 208,191 7,579 289,914 505,684
12月4週 145,319 45,046 60,691 251,056
1月1週 -484 99,361 -114,982 -16,105
1月2週 -79,779 -77,542 129,384 -27,937
1月3週 187,246 -74,223 543,062 656,086



 この勢いで、長年の念願である「TOPIX1800近辺の壁」を超えられるかどうかですね。掲示板で線香さんがご指摘のように、さまざまな面で壁があり、最終的には第3四半期の業績次第というところでしょうか。


2007/1/24(水)

 記録として; 決算発表が期限に間に合わないことで既に監理ポスト入りをしていたIXI(4313)は、1/21日(日)に突然「民事再生手続き」を行ったことを発表し、それと同時に東証が22日(月)からの「整理ポスト」へ指定を行いました。

 22日は値幅制限ありの取引で、179,000円でストップ安比例配分(誰が買ったんだろう...)、23日からは値幅制限なしで 82,000円まで切り下げ、24日からは、東証が250円を下限とした気配提示を行うことで、ようやく 2,400円で成立しました。その後、4,900円まで気配値を上げそのまま引けました。

 これで誰しもが思い出すのは、あしぎんFG(8352)の株価1円からの株価乱高下と、「名古屋1ドル紙幣ばら撒き事件」ですね。詳しくはウキペディアに記載されていますので、どうぞご覧下さい。

 今回は1株単元だったために、あしぎんFGと違って株数自体が少なく、朝一番の約定金額で1億円でした。引けで株価が倍近くになりましたが、まだ1人あたりの儲け額には限界がありそうです。

 朝一番で、私も指値参加しましたが、あまりにも低すぎ(490円)て、約定しませんでした。通勤途中、地下鉄に乗る前までチェックしていた段階では、320円位で板がウロウロしていたので、「もしかして買えちゃうかも」とドキドキしていたのですが、そんなに甘くはありませんでした。

 これで儲けたら、名古屋に対抗して、東京タワーからユーロ紙幣をばら撒こうかと思ったのですが、それもできずです(もちろん冗談です)。誰かが「こんなに簡単にお金儲けができるなんてつまらない」と言いつつ、ばら撒いてくれたりして...

 ご参考まで、あしぎんFGの株価推移を掲載します。最後は価値が0になる運命(IXIも解散価値は0だと思います)。明日から値幅制限も発生しますので、あしぎんFGのような強烈な上下はあまり期待できず...




2007/1/21(日)

 この間、IXIが監理ポストに割り当てられたと思ったら、今度は会社側で民事再生手続を開始で整理ポストに割り当てられ、上場廃止が決定しました。電光石火です。つい最近まで、東証1部への昇格有力候補だったはずなのですが...。

 過去に投資戦略「監理ポスト、整理ポスト銘柄で勝つ!」でご紹介しましたように、整理ポストに入って株価がリバウンドするには、それなりの企業価値を持っていることが条件です。簿外債務を抱えているIXIには、デイトレードならまだしも、オーバーナイトでのリバウンドは、あまり期待はしない方が得策だと思います。

 話が変わりまして、本日発売の「日経マネー」に「優待買い」について、記事が掲載されました! よろしければご覧くださいませ!


2007/1/19(金)

 先週分の投資部門別状況が本日発表になりました。これを見る限り、先週と全く逆パターンで、株式は買い越しなのですが、先物は売り越しで、トータルわずかに売り越しです。

期間 TOPIX先物 225先物 株式売買(3市場) 全合計
11月3週 -272,938 22,216 65,158 -185,564
11月4週 -333,969 -2,901 57,627 -279,242
11月5週 65,034 -98,014 324,525 291,546
12月1週 121,755 -207,793 591,842 505,804
12月2週 220,811 27,734 524,141 772,687
12月3週 208,191 7,579 289,914 505,684
12月4週 145,319 45,046 60,691 251,056
1月1週 -484 99,361 -114,982 -16,105
1月2週 -79,779 -77,542 129,384 -27,937

 こういった動きを合理的に説明するのは少々難しいのですが、先週まで原油価格が急落していたので、少々その余波を受けているのかも知れません。なかなか素直に買い進まれませんね。(出典: futuresource.com)



 恒例の「東証1部時価総額」に対する「外国人投資家の買い越し割合」についてのグラフを掲載します。上昇傾向にはあるのですが、ギザギザの線です。楽観的に解釈すれば「下値を固めながら着実に上昇中」といった所でしょうか。




2007/1/18(木)

 昨日、1月最初の週の投資部門別売買状況が発表されました。わずか1日半の取引だったのですが、株式について外国人投資家は結構な売り越しです。しかしながら日経平均先物で埋め合わせていまして、合計ではわずかに売り越しです。

期間 TOPIX先物 225先物 株式売買(3市場) 全合計
11月2週 -270,167 88,694 -62,000 -243,473
11月3週 -272,938 22,216 65,158 -185,564
11月4週 -333,969 -2,901 57,627 -279,242
11月5週 65,034 -98,014 324,525 291,546
12月1週 121,755 -207,793 591,842 505,804
12月2週 220,811 27,734 524,141 772,687
12月3週 208,191 7,579 289,914 505,684
12月4週 145,319 45,046 60,691 251,056
1月1週 -484 99,361 -114,982 -16,105

 この週は、1/5日に大幅に急落したのですが、その日は商品市場が崩れた余波と、日経平均先物の大口の売りが重なった日でした。記録を見ると、先物大口売りの主は「自己売買部門」です。

1月第1週 日経平均先物売買額(単位千円)
自己売買部門 -97,450,268
外国人投資家 99,360,632

 これらをどう見るかは、なかなか難しい所ではありますが、都合よく解釈すれば、「外国人投資家は、商品市場が崩れたことにより、利益の乗った現物株を売るものの、日本市場は強いとみて、先物は買った。自己売買部門は、個別株が弱いところに乗じて先物を仕掛け売りした」。

 本当の所はわからないのですが、翌週も外国人投資家が買いに動いていないようでしたら、要警戒です。今日までの株価上昇傾向からは、また買い進めている気がします。

 そんな裏側で、ここ数日、新興市場が強いですね。最近、どこの本屋さんでも「株式コーナ」が、かなり縮小されているのを見て、「新興も底は近いぞ」と、勝手に良いように解釈しています。


2007/1/15(月)

 今日の日経金融新聞「スクランブル」欄に、B.N.F さん、伊藤道臣さん、盛学志さんと肩を並べて、「株名人」の一人として取り上げて頂きました。とても光栄に思います。もしよろしければ記事をご覧になってください。

 記事を見るには、Maket Speed にログイン後、「ニュース」タブを選択し、左側の「日経テレコン21」を選択し、画面が変わったら、検索欄に "株名人" と入れて、検索ボタンを押してください。それから一覧表示ボタンを押すと記事が選択できます。

 しかし、B.N.F さんは、あの巨大資金で、昨年50%の利益を上げたと記載がありますから、ただ驚くしかありません。すごすぎます。

 ところで、盛学志さんって、誰? と思われる方も多いかと思いますが、いろいろな個人投資家のオフ会に参加されている、かの「Sato」さんです。私も先ほど、ご本人からのメールを頂いて気がつきました(笑)。


2007/1/11(木)

 本日、昨年末の投資部門別状況の発表がありました。外国人投資家の株式分の買いは減っているものの、先物と合わせると高水準を維持しています。

期間 TOPIX先物 225先物 株式売買(3市場) 全合計
11月1週 -123,247 -20,301 -164,236 -307,785
11月2週 -270,167 88,694 -62,000 -243,473
11月3週 -272,938 22,216 65,158 -185,564
11月4週 -333,969 -2,901 57,627 -279,242
11月5週 65,034 -98,014 324,525 291,546
12月1週 121,755 -207,793 591,842 505,804
12月2週 220,811 27,734 524,141 772,687
12月3週 208,191 7,579 289,914 505,684
12月4週 145,319 45,046 60,691 251,056

 新年最初、そして昨日の日本証券新聞に掲載しました「イベント投資100%」の記事にても、この外国人投資家の買い越しについて取り上げたのですが、今週はそれに反するように指数がどんどん下げています(苦笑)。

 買いのペースから見れば、外国人投資家による急激な大幅売り越し転換は考えにくいので、時折仕掛け的に動く、自己売買部門からの一時的な売りだと思いたい所です。


2007/1/8(月)

 もし、株価が「ランダムな(買い手と売り手に優位さがなく、ニュースはすぐに株価に反映される)状態」で推移すると仮定するならば、勝者が5割、敗者が5割となりそうなものですが、実は大多数が敗者となってしまいます。

 これは資金に限りがあるために起きる現象です。売買回数を多くすれば多くするほど、勝者はごくわずかになります。資金が0になった時点で、敗者は退場を余儀なくされるためです。

 ということは、確実に利益が出る(期待値が100%を超えることが分かっている = 優位さがある)ような株取引を繰り返さない限り、ほぼ間違いなく敗者の側に回ってしまうということです。

 ...と、偉そうに書いたのですが、実はこれは「¥∞」さんのホームページにある「なりきりランダム論者」からの受け売り(+ 自分の解釈)です。数学的な事実をQA形式で、うまく説明しています。読み物としても面白いです。是非一度ご覧下さいませ。

 もちろん、私はランダム論者ではありません。ただ「優位さがある」と確たる理由がないような取引は、たとえプラスマイナスゼロ取引だとしても、敗者側へまっしぐらですよと言いたいのです(と、時々感情任せの取引をする自分に対して言ってみる)。

 その他にも、¥∞さんのページにはたくさん参考になることが記載されています。特に「ケリー基準(別名 オプティマル f)」は秀逸です。日本語でよくぞここまで詳しく書いてくれました!

 「ケリー基準」については、はぐれ雲さんの影響で調べ始めたのですが、「期待値が100%を超える場合に、破産せずに一番効率良く資金を増やすためには、手持ちの資金の何%を賭けるべきか?」を数学的に導き出しているものです。

 興味深いのは「期待値が100%を超えていても、賭け方を間違えると破産する」「大きく上昇することが期待される株でも、ドローダウンがきつい(損切りラインが低めに設定している)場合は、賭け金を少なくすべき」という数学的事実です。

 私は理系出身なのですが、最初にこの「ケリー基準」の数式を見たときには頭がクラクラしました。今もまだ勉強中です。いつか投資戦略で取り上げたいと思っています。


2007/1/7(日)

 株と全く関連しない話題なのですが、誰かが同じようなことで困っているかも知れないので、ここに記載します。

 McAfee2007をインストールし、その中に「Privacy Service」が入っている場合、もれなく Amazon の個別商品リンクと Amazonおまかせリンク のイメージ画像が見れなくなります。イメージ画像部分が空白(FireFox)、もしくは「取り消されたアクション」(IE)として表示されるのです。

 具体的に言えば、投資戦略「落ちてくるナイフは計画的につかみ取れ!」の最後の方で、斉藤さんの本を画像入りで紹介しているのですが、「Privacy Service」をインストールしている人は、この画像を見ることができません。

 「Privacy Service」の中の詳細設定で「Webバグ、広告、cookieの設定」のチェックをはずすことができるのですが、それでもダメなんです。サービスが動いている限り表示されません。

 自分のパソコンからも突然画像が見えなくなってしまったので、いろいろと原因を調査をしていたのですが結局わからず、McAfee に問い合わせてようやく判明しました。

 問い合わせの結果、McAfee側で改善策を練ることの約束頂きました。しばらくはこの不具合と、お付き合いする必要がありそうです。

 最後に、Amazon も McAfee も、問い合わせ対応がものすごく俊敏で、早期に問題解決への道筋が見えた事に対して、感謝を込めて記載しておきます。

(追記 2007/2/10 : McAfee がバージョンアップし、7.2以上では問題が解決しています)


2007/1/6(土)

 東証は1/4日に一気に3銘柄、監理ポスト入りすることを発表しました。大氣社(1979)IXI(4313)東日カーライフグループ(8291)の3社です。その株価の値動きはまちまちでした。

 まずは大氣社(1979)ですが、監理ポスト入りするであろうことは 12/26日段階でかなり周知されていたためか、ほとんど反応することはありませんでした。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 次にIXI(4313)は、半期報告書の提出が間に合わないことが1/4日に確定し、その日はストップ安。この段階で斉藤銘柄入り(5日平均移動線からの乖離が-10%超、25日平均移動線からの乖離が-25%超)。投資戦略「監理ポスト、整理ポスト銘柄で勝つ」でご紹介したように、東証2部銘柄はリバウンドする可能性が大です。2つの買いサインがそろって、寄付きから終値で+10%超にまで、一気にリバウンドしました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 最後に東日カーライフグループ(8291)ですが、同じ東証1部の日興コーディアルグループ(8603)、そして大氣社(1979)も、リバウンドしたことを覚えていたためか、あっさりと寄り付きました。この段階で、5日平均移動線からの乖離が-10%もなく、いくらなんでも早すぎたようです。そこから下落していきました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 東証1部 or 東証2部 で斉藤銘柄に合致した「監理ポスト入り銘柄」となれば、かなりリバウンド確度が高くなるようです。


2007/1/1(月)

 新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願します。

 昨年もそうだったのですが、今年も新年早々に松井証券から気合の入ったメールが届きました。確かに手数料が低いことに越したことはないのですが、それよりも個人的には様々な形態の発注機能やモバイル取引の充実にも力を入れて欲しいものです。期待していますよ!

 今年は、TOPIXの大きな節目1,750-1,800 あたりを抜けて上昇するかが注目ポイントになりそうです。バブル崩壊以降、2000年のITバブルも含め、幾度も跳ね返されているポイントです。昨年も 1,783.72 で跳ね返されました。(出典: MarketWatch, Inc.)



 外国人投資家は、この値を捕らえそうな勢いで買い越ししています。あとは企業収益がそれに見合ったものに追いつけるかどうかです。



 新興市場は何か新しいテーマ、個人的には「デジタル放送(テレビ、ラジオ、ワンセグ)を利用した通信」に期待したいところです。


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