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くれぐれも、自己責任の上で判断してくださいね! 2007年6月 2007/6/29(金) 今日は第2四半期(第2Q)のウィンドウドレッシング買い日でした。毎年この第2Qは調子が良く(参考: JASDAQ平均とドレッシング買い)、今年は派手さはなかったですが、見事に期待に応えてくれました。日経平均とJASDAQ平均の一日チャートです。どちらもほぼ高値引けです。(出典: Yahoo Japan Corporation.) 日経平均 JASDAQ平均 さてもうひとつ、今日で6月の取引が終了しましたので、いつもの似ている月足チャートです。まずは日経平均から。 日経平均 1986年(バブル前夜)〜 日経平均 2005年〜 前回と比べてなかなかエンジンがかからないですが、三空も出現しましたし(参考:三空踏み上げには売り向かうべからず)、参院選挙のアク抜けの上昇期待といった所でしょうか。 次にJASDAQ平均です。 JASDAQ平均 2000年(ITバブル崩壊後)〜 JASDAQ平均 2006年〜 日経平均と逆で、前回と比べ早い推移ペースです。回復までもう少し時間がかかりそうな雰囲気があります。 2007/6/28(木) 本日は5月昇格&株数調整のTOPIX買い日でした。まずは昇格銘柄から。クリエイトSD(2794)と山下医科器械(3022)です。浮動株(FFW)調整後の時価総額によって、大きく差がでました。ウエイトが重要であることを物語っています。(出典: Yahoo Japan Corporation.)
クリエイトSD(2794) 山下医科器械(3022) 次に株数調整の方ですが、株数が増加した代表はダイエー(8263)です。5月だけで約20%も株式が増えています。株価が軟調になる理由がここにもありますね。株数が減少した代表はみずほFG(8411)です。かなり巨大な自己消却を行いました。引け際には売りが加速していったことが分かります。(出典: Yahoo Japan Corporation.)
ダイエー(8263) みずほFG(8411) 今月は「順当」な結果でした。毎月こんな感じだと楽なのですが、参加者が多くなると、上昇するのか、下落するのか、ルーレットの赤と黒を当てるのと同じような感じになってしまいます。この壁を突破する必要があります。 更に木曜日ということで、投資家部門別の売買状況の発表がありました。外国人投資家が平均的な買い、信託銀行が平均的な売り、個人投資家も平均的な売りと、まり突出したものはありませんでした。 外国人投資家の買い:
ついでに明日は6月最終営業日ということで、ウインドウ・ドレッシング買い日です。過去の投資戦略「JASDAQ平均とドレッシング買い」にもありますように、この第2Qは、高値引けの期待が持てる四半期です。特にJASDAQ平均はその傾向が顕著です。とはいえ、どれを買ったらいいのやら...。 2007/6/25(月) 虎年の獅子座さんのページを拝見して気がついたのですが、東証はパブリックコメントの中で「上場廃止基準」ばかりではなく「東証1部昇格基準(一部指定)」に関するルールも変更するようです。 主な変更点は:
上記ルール導入によって、緩和された部分もあれば、強化された部分もありますが、東証2部企業は特別利害関係者株主が多いこともあり、「東証1部昇格基準がやや厳しくなった」との印象を受けました。 2007/6/23(土) 今日はフージャース(8907)とワタミ(7522)の株主総会に参加してきました。それぞれの会社の色が出て、とても面白いですね。雰囲気を一言でいえば、木曜日のサンリオが「アットホーム」、フージャースは「まじめ」、ワタミは「熱心」といった所でしょうか。 フージャースの総会では、幸せな投資家さん、DAIBOUCHOUさんと久々にお逢いしまして、お2人とも質問に立っていました。株主としてのこの真摯さが素晴らしいですね。廣岡哲也社長は回答で少し笑いを取るくらいの余裕があるといいなぁ。真正面から行き過ぎて、ドロドロとした世の中をうまく渡っていけるかがちょっと心配 (余計なお世話ですね(笑))。 ワタミの総会では、渡邉美樹社長の熱心さがひしひし伝わっています。この熱心さを後任者がちゃんと引き継いでいけるのかが、今後の課題でしょうか。しかし、介護事業であんなに利益を出しているとはビックリです。もう居酒屋事業のワタミではありませんね。 株主総会は、6.18日発行の日経ビジネスで、竹田和平さんもコメントしていましたが「あんな大勢でまともな議論なんてできるわけがない」。株主は「質問を通じて社長の器の広さを確認」、会社は「自社のアピール」の場だと思うのです。その点、ワタミの渡邉美樹社長の懐の広さを再確認の日でした。 2007/6/22(金) 昨日発表された投資部門別売買状況ですが、ここしばらく外国人投資家がコツコツと買い進めていることが分かります。逆にコツコツと売り続けているのが信託銀行。よくこれだけ売りが続きますよね。やはり郵政公社の売り物なんでしょうかね...。 3市場株式売買状況(百万)
個人投資家も信託銀行と同程度の売り越していますが、IPO, PO, 立会外分売 などの市場外で購入したものが「買い」としてカウントされていないためと思います。 いつものグラフです(参考:外国人買いは上昇トレンドのサイン?)。再びゴールデンクロスしました。今回は「だまし」なのか、それとも「本物」なのかは分かりませんが、私は多少「買い側」にシフトしています。 話題変更して、昨日サンリオ(8136)の株主総会に参加してきました。目的は株主で総会にやってくるジム・ロジャースに逢うためです(こないって)。総会では質問者から株価対策を聞かれ、社長の辻さんが「みんな株を売らないで下さいね」と切り出したものだから「この会社本当に大丈夫なのか?」と思ったのですが、話が進むにつれ辻節が炸裂。マギー司郎の姿がダブって見えました。(いい意味で)大狸のようです。 ついでにサンリオピューロランドでパレードを見てきたのですが、かなりハイレベルです。ディズニー並の頑張りと、シルク・ド・ソレイユ並みのアクロバット演出でビックリしました。ちょっとナメていたけど見直しました。頑張れ、サンリオ。 最後に、今月発売のZAI8月号から「ミニ株バトル」に1年間参加することになりました。「現物のみ50万円開始」という条件ですので、イベント投資を適用できないものも多いのですが、「こんな投資方法もあるんだ」ということを、いろんな人に知ってもらい、刺激になってくれたらと思っています。 2007/6/17(日) 毎週土曜日の夜11:10分から、フジテレビ系列で「ライアーゲーム」というドラマが放映されています。原作はコミックです。初回からずっと見ているのですが、これがまた、株式投資と合い通じるものを感じるのです。 ドラマでは、与えられた条件の下で、数学的な知識を利用し、相手の心理を読み取りながら、ゲームに勝ち残る必要があります。株式も与えられた条件(株式売買の範囲内)で、数学的な知識(低PER, 低PBR、テクニカル指標等)を利用し、相手の心理(評価が低い or パニック売り等で、株価がゆがんでいる)を読み取る作業をしています。 また「少数決」という、少数の側が勝者となるゲームが登場したのですが、株式も少数の側にいるかどうかが勝負の鍵になります。斉藤手法はその極致です。バリュー投資も「他人が気づかない割安株を買う」ことに力を注ぎますので、やはり少数側です。順張りは大衆側のように見えますが、その後に更にどんどんやってくる大衆の買い手が集まることで株価が上昇しますので、やはり少数側です。 ジム・ロジャースも「人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉」の中で『多くの人が「バカな」と思えば思うほど、その投資はうまくいくのだ』といった記述がありますが、これもまた、少数側にいるかがいかに重要であるか、ということを述べているものでしょう。 最近「この売買は少数側としての判断なのか、多数側としての判断なのか」を自問してから売買するようにしています。もし自分が多数側にいると判断したならば、その売買自体を中止するか、それを覚悟の上で損きりするか、のどちらかです(少数側にいるかどうかの客観的判断が実は難しかったりするのですが)。 それからドラマの中で「これは支配力を争うゲームなんですよ」といったセリフがありますが、村上ファンドやスティールパートナーズは大株主としての支配力を駆使してゲームに勝つことに集中しています。 今週末のドラマは最終回3時間スペシャルですが、株主総会も多くあります。フージャース(8907)、ワタミ(7522) と渡り歩き、帰ってからゆっくりとTVを見ることにしましょうかね。 2007/6/16(土) 金曜日は四季報2007夏号の販売日でした。私はCD-ROMを年間予約していますので、木曜日の夕方(残念ながらザラ場中には配達されませんでした)に届きました。でも金曜日のオープニングまでにはテキスト検索が済んでいまして、準備万端です(笑)。 投資戦略「会社四季報の影響力を確かめる」に沿って、買い候補の「絶好調」の見出し用語を使った銘柄と「減額」の見出し用語を使った貸借銘柄について、今日の値動きをみてみましょう。「絶好調」を見出しに使った銘柄は0でしたので、文中に文字通り「絶好調」の意味で使っている銘柄を代理で選びました。 「絶好調」を文中に使っている銘柄
「絶好調」に関しては、最近まで強かった海運は反応しませんでしたが、出来高が少なめで値動きが軽いクリヤマ(3355)、岡部(5959)、メガネトップ(7541)がグイッと伸びました。金曜日は出来過ぎの気がしますが、今後どうなるか楽しみです。 「減額」を見出しに使っている貸借銘柄
「減額」は予想に反して、市場平均よりも伸びました。うーん、予想通りにはなってくれませんね。なかなか難しい...。 2007/6/14(木) 先週末の時点で市場平均を15%以上アウトパフォームした業績欄の「絶好調」の見出し銘柄ですが(参考: 会社四季報の影響力を確かめる)、前期の四季報には6社あったのに、今期は0となりました。前期程に期待できる銘柄がなかったということなんでしょうかね。文章中に「絶好調」と記載があるのは何社かあります。各社、今日の動きはまちまちなのですが、A&D(7745)は急騰しました。 「絶好調」の見出しの銘柄がなかったので、その次に良さそうな見出しは「最高益」でしょうか。該当銘柄は結構多いです。来期の四季報が発売される前あたりに、また見出し用語による株価推移を調査したいと思っています。 話題変更して、BIGSQがあった先週の投資部門別売買状況ですが、外国人投資家は大幅に株式を買い越ししているものの、先物が大幅売り越しで、裁定取引の色が濃く、先週と違い、素直に喜べる状況ではありません。
今までにない動きとして、あまり目立たない存在だった「投資信託」ですが、郵貯・簡保からの売りが噂されている「信託銀行」と共に、相当売り越ししています。国内投資信託を解約して、新興国投信へと資金が流れているのでしょうかね。ちょっと気になります。
Special Thanks: ○虎年の獅子座さん 2007/6/12(火) 最近は消えた年金問題で、お役所仕事だ!と糾弾するマスコミが賑やかですね。超有名サイト「きっこの日記」6月11日の記事に、トランスコスモス(9715)が年金の問い合わせ業務スタッフを募集していることに触れています。三菱UFJ証券がレーティングを上げた相乗効果もあって、今日トランスコスモスは10%以上高騰しました。 グッドウィル(4723)の件もそうでしたが「何か問題が発生したら、それを解決する会社はどこかを考え、早めに買う」というのは、いつの時期にも有効な投資方法ですね。 実は消えた年金問題の社会保険庁ばかりではなく経済産業省でも「お役所仕事?」と思われることを行っていまして、石油資源開発(1662)について、経済産業省の持分の売出価格が、6/11(月)の終値を基準に決定しました。 なぜか政府が大株主となっている株を放出する場合には、月曜日に価格を決定し、受渡日は同じ週の金曜日にするのです。そうする積極的な理由が何かあるのかも知れませんが、前例を踏襲する「お役所仕事」が成せる技じゃないかと思うのです。
こんな傾向を知っていれば、株式売出ブックビルに参加し、月曜日の引けで空売りした分を、受渡日に現渡して解消する、といった鞘取り戦略が比較的楽にできます。残念ながら今回は途中で「売禁」になってしまったので、月曜日を狙った鞘取りはできませんでしたが(両建てしていた人は除く)...。 2007/6/7(木) 先週の投資部門別売買状況ですが、久々に外国人投資家が大幅に買い越ししました。現物、TOPIX先物、日経平均先物あわせて1兆円超です。私は昨年の10月以来、先物も合わせて記録しているのですが、ここまで大幅買い越しは初めてです。外国人投資家も5月の急落を警戒して、様子見していたのでしょうかね。
売り手は個人投資家です。最近派手に売り越していた信託銀行(日本郵政公社の売りとの噂が)は、おとなしくなりました。いつものグラフです。外国人投資家の買いが、まだ自律反発の域を出ていませんが、今後も継続を期待です。 2007/6/6(水) 昨日、松井証券から、VWAP(出来高加重平均価格)での注文が7月から可能となるとのリリースがありました。当初は日経平均225銘柄のみのようです。売買タイミングを気にせずとも、その日の平均取引価格で売買できてしまうので、「銘柄選択は得意だけれど、トレーディングが苦手」といった人には使い勝手がいいかも知れません。 このVWAP取引は最近重要視されているようで、新聞や雑誌読む限りにおいて、VWAPに沿った細かな取引を自動的に発注するコンピュータを各証券会社は利用しているようです。 このままVWAPが流行してしまうと、TOPIX買いやMSCI買いなどのインデックス売買の大引け上昇がなくなってしまうので、私としては寂しい限りなのですが、その他にも影響がでそうです。 すぐ思い浮かべるのは「その日のトレンドが一方方向に走ってしまう」というものです。VWAPの性質上、まんべんなく「売り」まはは「買い」の注文が出ます。そうするとトレンドが崩れにくくなります。 これで有効となる戦略はIR(イニシャルレンジ)ブレイクでしょうか。最初の1時間の株価推移を観察すれば、その日の株価推移の予想がつきますので、順張り方向に賭ける戦略が機能します。 とはいえ、デイトレーダーや自己売買部門の取引もありますし、上海やムンバイ市場の影響も途中でうけるでしょうから、そう簡単ではないでしょうけれども。 そういえば、この間参加した土屋さんのセミナーでは「順張りがうまくいかないと思ったら火曜日はやめましょう。火曜日は順張りが効きにくいです」とのお話。トレードの効率を上げたいと願うのであれば、曜日も考慮に入れた方がいいのかも。 2007/6/4(月) 今日ようやくテイクアンドギヴ・ニーズ(4331)が全株一致約定しました。既存株主の方はようやく肩の荷が下りたことでしょう。少々気になったのが、連日ストップ安で約15万株程度の売り残りがあったのに、今日はその半分の78,185株で全株一致約定したことです。残り半分はどこに消えたのでしょうか。 15万株の売り板を最初から出していたら、どんどん約定価格が下がってしまうことを懸念し、大株主の何名かはザラ場で売る選択を取ったのかもしれません。今日一日で、場外取引も含め36万株程度の出来高があり、株価も伸びなかったことから、その可能性が高い気がします。 個人投資家の大半はデイトレードで手仕舞ったようで、松井証券でのテイクアンドギヴ・ニーズの牛熊指数は52.5%と、ほんの僅かな買い越しです。恐らく他の証券会社も同じような感じでしょう。今日の市場内の出来高344,814株のうち、0.25% が個人投資家のオーバーナイト分だとしたら、8,620株程度となり、今日の信用増加分とおおよそ一致します(ちょっと計算方法に無理あり(笑))。 となると、また別の疑問が湧いてきます。残りの売り14万株はどこに消えたのでしょうか。「別の機関投資家がリスクを取って引き受けた」以外には考えにくいです。長期投資目的であれば、株価は上昇しやすい環境にあるのですが。 参考までに今日一日の値動きを見ています。アプリックス(3727)が全株一致約定した5/28日の値動きと似ています。寄付き後一瞬値下がりするも、10時頃にピークがやってきます。今後の参考になりそうですね。(出典: Yahoo Japan Corporation.) テイクアンドギヴ・ニーズ(4331) アプリックス(3727) 今まで全然気がつかなかったのですが、ネット評議会は3月に解散してしまったのですね。時々データを参考にしていたのに、残念です。 2007/6/3(日) 明日はオール投資の発売日です。四季報発売前の先取り版です。私はこの号だけ毎回購入しています。ここで取り上げられるランキングや注目銘柄が、そのまま四季報にも掲載されるわけではありませんが、いくつか面白い銘柄を発見することができるかも。 3期ほど前になるのですが、オール投資での乾汽船(9113)のランキングが高かったので素直に購入したら結構良い思いをしました。その当時はまだ400円あたりでした。もう随分前に売ってしまって、今も持ってタラレバなのですが、こういった銘柄を1個でも発掘できたらめっけものですよね。 2007/6/2(土) 本日の日経新聞に記載されていたのですが、株式会社ストライクでは、大量保有報告書をメールで届けてくれるサービスを開始しました。まぐまぐを利用しています。 今まで調べるのが結構面倒だったのですが、メールで分かりやすくお知らせしてくれるのが嬉しいですね。メールになっていれば過去分の検索も楽です。 あとは、適時開示情報について、キーワードマッチング(企業名でない)で合致した内容をメールで知らせてくれるサービスがないですかねぇ。毎日調べるのって結構手間かかるんですよ。 さらに毎晩、イベント投資関連の予定表一覧を自動作成して、自分に対してメールを送るシステムが... 欲しい(笑)。 2007/6/1(金) 昨日のMSCI買い日の結果を見てみましょう。まずは発表日からの推移です。発表日を基準にTOPIXで差分調整しています(発表日以降、TOPIXをどれだけアウトパフォームしたのかのグラフです)。 長期的に見れば、新規採用の買って、除外銘柄を売れば成果が出ました。しかしながら特に除外銘柄は個別に値動きが激しく、どの銘柄を選択したかによって成績が大きく変わりました。 次に、MSCI買い日のみの結果です。採用銘柄と除外銘柄について見てみます。採用銘柄は売られ気味、除外銘柄は買われて、逆噴射となりました。やはり最終日の値動きを捉えるのは難しいですね。 新規採用銘柄:
除外銘柄:
今日の日経新聞の朝刊に「話題を呼んだのがJCOM。大引け直前に大量の売買が成立し、この日の新興三市場の売買代金ランキングで一位になった」と記事がありましたが、そりゃMSCI採用銘柄ですから! と心の中で叫んでいました。 安定していたのは、ウエイト調整の大きい銘柄です。買いウエイトトップのミレアホールディングス(8766)と売りウエイトトップのトヨタ自動車(7203)について一日チャートを見てみます。大引けに大量の出来高があり、動きがあったことが分かります。(出典: Yahoo Japan Corporation.) ミレアホールディングス(8766) トヨタ自動車(7203) 意外な所では、この秋以降、MSCIの採用基準変更に伴って新規に採用されると予告されている銘柄にも少々買いが入ったことです。小野薬品工業(4528)とスズキ(7269)について見てみます。もう既に新基準で運用するファンドも存在するようです。(出典: Yahoo Japan Corporation.) 小野薬品工業(4528) スズキ(7269) バッグナンバー
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