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![]() 2004/2/22
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![]() こういった優待狙いの銘柄は、出来るだけ権利日直前で買いたいのが心情です。しかしながら、高い値段で仕方なく買うのも避けたいものです。では、いつ買えば、安く手に入れることができるのでしょうか。 前回と同じ、昨年の12月末の優待銘柄の買い時を調査してみました。権利直前近辺で買うことを考慮し、権利日の1ヵ月前から、権利日当日までの株価の推移を見てみましょう。(全体25銘柄、11月25日=20(権利日20日前), 12月24日=0(権利日当日)) ![]() ちょっと分かりにくいですが、グラフを見ると、線が放射状に伸びているのがわかります。つまり、1ヶ月前から、確定日に向けて、上昇し続けるか、下降し続けるか、のどちらかになりやすいと考えられます。(中央の一番太い線が、日経平均の上昇率です) 因みに、1ヶ月間の上昇率トップ2社は、コカコーラウエストジャパンと近畿コカコーラです。共に権利日近辺を境に、株価が「下降」していきました。 一方、下降率トップ2社は、ニッセンとセシールです。こちらは逆に、権利日近辺を境に、株価が「上昇」していきました。 この結果から、権利日が、トレンドが変化するきっかけとなる日とも言えます。 では、実際に「買っていい日」、「いけない日」を見つけるため、最高値銘柄の多い日、最安値銘柄の多い日はいつなのか、見てみましょう。 ![]() グラフを見ると、13-20日前に高値をつけた銘柄と、0-7日前に高値をつけた銘柄の両極端です。安値銘柄も全く一緒の傾向です。(マイナス社数は、最安値をつけた社数を表しています) これが意味するものは、権利日に向けて上昇している銘柄は休みなく上昇し続け、下降している銘柄は休みなく下降し続けることです。よって、前半で安値をつけたものは後半で高値になり、前半で高値をつけたものは、後半で安値をつけることになります。 ![]() 結論: ・権利日に向け、上昇続けている銘柄が安くなるのを待つのは時間のムダになる可能性が高い。権利日まで2週間以上あるなら、できるだけ早めに買うべし。権利落ち日以降、ある程度下げるのは覚悟せよ。 ・権利日に向け、下降している銘柄は、あせることなく権利日直前で買うべし。権利落ち日以降、上昇も期待できる。 3月は最も優待銘柄が多い月です。上手に買って優待を存分楽しめるように願っています。 ![]() |