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2009年8月

2009年8月のMSCI買い日
2009/8/31(月)


 今日は小規模なMSCI買い日でした。早速結果を見てみましょう。残念ながら逆噴射気味。いつもいいようには取れないものですね...。今度は日経平均株価入れ替えに期待!(出典: Yahoo Japan Corporation.)

ウエイト増減 コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
増加 8606 みずほ証券 -3.05% -3.58% -1.94%
増加 8604 野村ホールディングス -1.44% -2.26% -1.32%
減少 9437 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 1.20% 1.20% 0.21%
減少 9022 東海旅客鉄道 0.48% 0.48% 0.18%
減少 7203 トヨタ自動車 -1.24% -1.48% -0.71%
減少 6963 ローム 0.80% -0.16% 0.13%
(参考) TOPIX先物 -0.62% -1.33% -1.02%

みずほ証券(8606)



日経マネーが更に面白くなってきた
2009/8/30(日)


 日経マネーの今月号には私も協力しているので、その分を割り引いて聞いてほしいのですが(笑)、表紙のイメージを一新した今年の1月号あたりからでしょうか。日経マネーの内容が徐々に充実してきました。1コーナーの内容が以前よりも1.5倍くらい濃くなって、とても読み応えが出てきました。

 私は「銘柄推奨」のページ(=意見)をほどんど読まないので、ここを充実させても私の評価は上がらないのですが、投資のちょっとしたアイデア(=事実)を掲載してくれると、とても嬉しくなります。

 今月号で、書籍の紹介コーナーにて、あれだけの人数の方からインタビューを取っていたとは正直驚きました。優待特集でもヤフーオークションでの優待券の売買価格を掲載していたりと、細かい所までよく調べています。

 先月号も「成長期待の農業株」と永久保存版的な記事をまとめていたり、「真夏の家計シェイプアップ」で誰にでも実行できるものを取り上げたりと、読む所が多かったです。

 しかし、あえて難を言えば、字が細かい(笑)。以前より1.5倍濃くなってもページ数がそのままなので致し方ない所がありますが、気合いを入れて読む必要があります。

 日経マネーはZAIに後塵を拝していますが、日経マネーの販売数を増やすことによってZAIに影響を与え、お互い切磋琢磨してもらって、双方共にどんどん面白い誌面にして頂きたいものです。


2009年8月のTOPIX買い日
2009/8/29(土)


 昨日(8/28)はTOPIX買い日でした。大きい所ではみずほFG(8411)、野村HD(8604)の2銘柄でした。早速結果を見てみましょう。2銘柄共に大引けにかけてにグイグイと買い板を消化していきました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

コード 銘柄 時価総額 前日比 当日比 VWAP比
8411 みずほフィナンシャルG 1489 1.79% 0.88% 0.67%
8604 野村ホールディングス 491 2.71% 1.71% 0.87%
(参考) TOPIX先物 0.36% -0.15% 0.01%

野村HD(8604)


 月曜日は、小さめですがMSCI買い日。9月中にFTSE買い日、9月最後に日経平均買い日ときて、インデックス買い祭りは一区切り。私の今年の締めがやってきます(笑)。


外国人投資家の動きが急激に変わってしまった
2009/8/27(木)


 先週の投資部門別売買状況ですが、月曜日の急落もあり、一週間を通じて軟調だった成績そのままに、外国人投資家が大幅に売り越し。そして個人投資家は逆張りの大幅買い越し。

2009年8月第3週( 8月17日〜8月21日 )
  TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
自己 118,981 64,398 ▲ 232,813 ▲ 49,434
外国人 ▲ 91,221 ▲ 184,894 ▲ 103,361 ▲ 379,477
個人 ▲ 624 53,679 304,977 358,032
信託銀行 ▲ 5,786 49,557 ▲ 15,293 28,478

 外国人投資家の動きが急激に変わってしまった流れが続くのか、今週以降の動きに注目です。


外国人投資家の買いは続く...
2009/8/21(金)


 先週の投資部門別売買状況ですが、先週と傾向はほとんど変わらず。引き続き外国人投資家が大幅に買い越しし、他の投資主体が売っているという状況。

2009年8月第2週( 8月10日〜8月14日 )
  TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
自己 ▲ 42,073 ▲ 100,450 31,990 ▲ 110,534
外国人 42,125 88,571 244,919 375,615
個人 57 7,793 ▲ 140,368 ▲ 132,518
信託銀行 ▲ 13,103 ▲ 392 ▲ 78,356 ▲ 91,852

 久々に外国人投資家の買い越し割合のグラフを掲載します。勢いは継続中です。




日経平均株価前日比-3%を超える下落の翌日
2009/8/18(火)


 サブプライム問題から始まった今回の金融危機の下落が始まるまでは、日経平均株価が前日比-3%を超えるような下落した時には、先物をその日の引けで買うと、結構いい結果が出ていました。

 昨日も-3%の下落を超えたので、最近の上昇から以前の流れがまた復活しているかなぁ...と本日監視をしていました。途中ハラハラしたものの、なんとかプラスで終了です。この1回だけで流れが戻ったとはとても言えませんが、ちょっとひと安心。

 この件については投資戦略「急落はその日のうちに買っちゃえ!」にその概要を記載しています。

 今見てみると、ボラティリティを考慮していない、前日比サインで買っているのに長期間保有する、散布図としていないなど、あまり褒められた解析じゃないないですねぇ(苦笑)。まあ、平穏な時にはあんな感じになるということで。

 昨日私は夕場にこの件を思い出し、先物価格が更にマイナスになっていたので「これはラッキー」とばかり、先物を買うために株式口座から先物口座に資金を移動しようとしました。

 しかし、SBI証券は夕場に先物口座へと資金が移動できない仕組みになっていることに、その時になって初めて気がつきました(涙)。ちゃんと事前準備をしていなかったペナルティを、相場の神様から受けたのでした...。


高速道路の無料化と木更津
2009/8/15(土)


 現在、私は資産形成を目的として株式投資を専門に行っていますが「金持ち父さん貧乏父さん」の影響もあって、不動産に興味がないわけではありません。そんなこともあって、何冊か不動産関連の書籍を昔買っていました。

 その書籍内容でいまだに印象に残っているのが「高速道路はいつか無料化になって、東京アクアラインが無料で利用できるようになる。そうしたら木更津は都心のベットタウンとなり、家賃も上がるはず」といった内容の記述でした。

 本が出版されてから相当経ちますが、いまだに高速道路は無料化されず。しかしながらもし民主党が過半数を占めたら、無料化される可能性が高くなります(東京アクアラインは無料化から除く...といった可能性もありますが)。そうしたら木更津はこれからどうなるのでしょうか?

 もう10年程前になりますが、私はアメリカ西海岸のベイエリア(サンフランシスコ-サンノゼ-オークランドあたり)に住んでいた時期があります。職場の近くに東京アクアラインに似たサンフランシスコ湾を渡る相当長い橋(サンマテオブリッジ)があって、確か当時の片道の通行料が$2でした(反対向きは無料なので、往復$2)。

 その橋を通勤に利用している人も多く、私の同僚もその橋を使って通勤していました。その同僚は台湾出身で月給$2,000-3,000程度であり、それほど多くをもらっているわけではなかったのですが、一軒家を買っていました。

 旧正月を祝う「餃子パーティ」で、その家を訪ねて行った所、入場ゲートで制限された(アメリカなのでセキュリティに結構気を使う)住宅地にあり、6部屋程度ある新築の2階建てで、天井も高く立派なつくりでした。日本なら間違いなく高級住宅街の環境です。

 この事実を知った時に、私はものすごいカルチャーショックを受けました。「日本の普通のサラリーマンとして一生働いたとして、通勤エリアでこんな環境の家を買えるのだろうか...? ありえない!」と。

 しかしながら東京アクアラインが無料化(もしくは低価格化)されたなら、木更津の山林を住宅地として整備すれば、安価で販売される入場ゲートで制限された高級住宅地ができあがるかも...。なんて、ふと思ったのでした。


外国人投資家が3週連続で大幅に買い越し
2009/8/13(木)


 先週の投資部門別売買状況ですが、外国人投資家が3週連続で大幅に買い越し。今週はやや買いパワーが落ちたとはいえ、相変わらず高水準です。

2009年8月第1週( 8月3日〜8月7日 )
  TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
自己 ▲ 15,567 ▲ 125,970 46,240 ▲ 95,298
外国人 5,235 111,216 286,447 402,898
個人 ▲ 266 12,946 ▲ 144,209 ▲ 131,529
信託銀行 8,609 ▲ 5,137 ▲ 97,849 ▲ 94,377

 そして個人投資家は相変わらずの逆張り売り越し。信託銀行も売り越し基調は変わりなし。このところ平和に上昇するパターンが継続中です。


ジェイコムの立会外分売
2009/8/11(火)


 今日は久々、貸借銘柄の立会外分売が行われました。ジェイコム(2462)です。分売株数1,000株に対して、信用売り残が積み上がらなかったため、売り圧力が激しいかもと思ってみていたのですが、結局は応募が正解でした。(出典: Yahoo Japan Corporation.)



 なんで貸借銘柄なのか... と思われた方は「立会外分売は貸借銘柄を狙え!」をどうぞ。結構古い調査結果になってしまいました...。

 私も立会外分売に応募していたのですが、見事に外れました(笑)。約定の通知タイミングは各証券会社によってまちまちです。チャートを見る限り、9:10分過ぎあたりに集中していたのかも知れません。


インデックス自体が連続性に欠けやすい指標
2009/8/9(日)


 浜口準之助さんの「日経平均は連続性に欠ける指標」の記事について、私なりの意見についてです。

 浜口さんの全くおっしゃる通りで、日経平均株価の連続性については、かなりギャップが生まれました。

 ただ、日経平均株価に限らず、インデックス自体が連続性に欠けやすい性質を持っています。

 まず第一に、配当を考慮していないこと。毎年3月は大きく配当分が削られますが、一般公表されている指標についてはその分の修正は行われていません。

 第二に、銘柄入れ替えは高値掴みになりやすい性質を持っていること。勢いのある企業(=プレミアが乗っている)を採用し、勢いを失った(本源価値を割り込んでいるかも?)企業を除外する宿命にあります。

 実は日経平均株価ばかりではなく、TOPIXについても途中で大きくルールが変わりました。2005年に単純時価総額ベースから、浮動株考慮後の時価総額ベースへと3回に分けて移行したのです。第1回目と第3回目はそれなりに株価が動きました。日経平均株価ほどではないものの、多少のギャップは生まれています。

 日経平均株価について日本経済新聞社を少々擁護すれば、その当時は新興のIT株が隆盛を極めている一方で、昔からの企業はそのままの株価で、日経平均株価には変化がありませんでした。

 それに対して「日経平均株価は市場の状況を反映していない。それで日本を代表する指標と言えるのか」と毎日のようにマスコミに叩かれていました。

 その度重なる批判を受けて、ルールを見直し、昔ながらの企業を一掃して一気に30銘柄の入れ替えを行いました。つまり日本の指数として恥じないように近代化の大改革を行ったのです。

 これによって世間から褒められる事を期待していたのですが「なんてことをするんだ。連続性が失われたではないか」とまた叩かれ。

 それ以来、日本経済新聞社はこの件がトラウマとなり極度の「保守」に入りました。

 毎年9月の定期入れ替えは、統廃合を除いてMAX3銘柄の入れ替えまで。そして新興系の有力銘柄が出てきても、なかなか組み入れません。ソフトバンクも1年待たされました。SBIは十分に基準を満たしているのに、いまだに採用されずです。

 日経平均株価の「連続性が失われた」の裏側にはそういう事情があって、精神的なショックから日本経済新聞社は、いまだに立ち直れずにいます。

 もう本人は十分に反省しているはずです。なので皆様「今までずっと管理してくれてありがとう! 連続性は失われてしまったかも知れないけれど、よくやってくれたよ。これからもよろしくね」と愛のある言葉をかけてやって下さいね!


1993年とITバブル崩壊時との比較その後
2009/8/8(土)


 1993年とITバブル崩壊時との似たチャート比較を更新しました。1993年はまだしも、ITバブル崩壊時からは離れてきましたね。これから更に遊離するのか...。秋口が判断基準になりそうです。





くれぐれも、自己責任の上で判断してくださいね!


2週連続で外国人投資家ガッツリ買い
2009/8/6(木)


 先週の投資部門別売買状況ですが、先々週に引き続き「ええ!」と言ってしまう程の外国人投資家の買い越しがありました。個人投資家も先々週に引き続き、これに向かっています。

  TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
自己 ▲ 93,548 ▲ 115,520 81,904 ▲ 127,163
外国人 68,513 153,028 445,230 666,771
個人 ▲ 205 ▲ 22,894 ▲ 348,298 ▲ 371,397
信託銀行 25,236 6,058 ▲ 69,661 ▲ 38,367

 選挙で外国人投資家の投資意欲が増したのでしょうか? それとも資金配分バランスで、日本株を買わざるを得なくなっているのでしょうか? いや、それとも??

 この外国人投資家の買い波に逆らうのは勇気がいるなぁ...。


米不足の年とヤマタネの株価推移
2009/8/5(水)


 天候不順→1993年と同じ→米不足→米穀卸の急騰→木徳神糧(2700)orヤマタネ(9305)と辿り着き(四季報CD-ROMだと簡単に探し出せます)、今日は両銘柄共に急騰しました。

 ヤマタネについて今年と1993年との比較をグラフ化してみます。両年とも7月1日をベースにしています。



 1993年のピークは10月前半でした。本当に米不足であることが分かったあたりでピークを迎えました。さて今年はいかに。天候にも左右されるでしょうけれども。

 自分で掘り当てた宝くじが当たった感じで、嬉しい... が、しかし、株数をそれほど買っていなかった(だって宝くじですから)ので、ちょっと残念。

 でもそんなものですよね。競馬も当たったら「もっと馬券を買っていれば良かった」っていつも思いますから(笑)。


日経平均入れ替えの季節がやってきた
2009/8/3(月)


 年に1度のイベント投資の最大のお祭である「日経平均入れ替え」。今年も9月末に行われる予定です。

 この大イベントのスタート合図とも言える証券各社からの予想が、かなり出揃いました。ここから2ヶ月後のゴールを目指します。

 除外候補としては各社、東京ドーム(9681)平和不動産(8803)北越製紙(3865) あたりを予想しています。

 採用候補としては各社バラけているのですが、万年候補の SBI(8473)長谷工(1808)エルピーダ(6665)、あとは東京ドームが除外することを念頭に、同じ消費セクターから DeNA(2432)ヤマダ電機(9831)

 昨年、一昨年と大当たりだった大和総研クオンツチームは、採用-日新製鋼(5407)東京建物(8804)、除外-東京ドーム、北越製紙を本命に推しています。

 私としては、東京ドーム除外のヤマダ電機採用 を願望込みで予想しています。あとはセクター間バランスを考慮して、クラリオン(6796)除外の、SBIまたはマネックス(8698)の採用も面白いかなと。


情報革命の次はエネルギー革命?
2009/8/2(日)


 投資の世界の話題としては「何を今更言っているの?」ですが、現実として近い将来、エネルギー革命がやってくるのでしょうかね。

 そんなことを意識したのは、小山昇さんのコラム「革命の旬は15年、情報革命の次はエネルギー革命への備えを」を拝見したからです。

 たしかに今までは「電気を蓄積する」という考えはあまりなかった。それがNAS電池や氷(エネルギーの蓄積ですね)などを利用して、夜間の安い電気を利用するといった動きが盛んです。さらに交流より直流の方が効率良い... といった話も出ています。

 情報革命によって株価にインパクトが出始めたのは、インターネットが利用されてからも、かなり後の話で、会社名を「○○ドットコム」と変更する流行始めたあたりからです。たったこれだけで情報革命に参画している企業として認識され、株価が急騰しました。

 ということは、会社名を「○○エコロジー」とか「○○エナジー」と名前を変える企業が出始めた頃がまさしくチャンス! なのかも。もう少し先の話でしょうかね。

 これからは「IT企業の社長」よりも「エナジー企業の社長」の方がもてはやされ、IPOも楽にできるのかも!?。


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